牛を獣姦した罰として牛と結婚!?
―[仰天! [世界のバカニュース]]―
世界中で記録的な猛暑が続く今年の夏。ロシアではウォッカを飲んで酔っ払ったまま行水して死亡、さらには子供が溺れているのに酔った親が気づかずにいるなどで、水難事故による死者は、6月と7月だけで2000以上に及ぶとか。
世の中にはフツーではありえないような仰天ニュースが日々、生まれている。そんな世界のトンデモネタを紹介している超人気タブロイド紙(休刊中)のWebサイト「ウィークリー・ワールド・ニュース」(WWN)の日本版が誕生。「マイケル存命説」や「エイリアン発掘」などのニュースを飛ばしている同サイトの開設を記念して(?)、今年起こった世界のおバカなニュースを厳選。笑って暑気払いしちゃいましょう~。
事件・事故編(1)
牛を獣姦した罰として牛と結婚
まずは、事件&事故編から。インドネシアでは、牛を獣姦した男性が、その罰として牛と結婚させられるという事件が起きた。犯人は、無職の18歳の少年で、全裸の状態で田んぼにいたところを発見され、牛とセックスしていたことを認めたんだとか。その理由を少年は「牛に誘われた。それで僕も恋に落ちた」と述べ、お国柄か穢された村を清めるためその牛と結婚させたんだとか(ジャカルタグローブ紙)。
しかし、気の毒なのは、牛のほう。結婚式の後、牛は川で溺死させられ、少年も川で清められ、着ていた結婚衣装を処理して不浄をリセット。犯されて結婚させられて殺されたんじゃたまりません。
刑務所の監視をしていたのは人形だった
一方、なんともお粗末だったのは、アルゼンチンの刑務所で起こった受刑者2人の脱獄事件。この刑務所では財政難から「手作りの人形を監視役に仕立てていた」ことがわかった。このことが明らかになったのは、強盗罪で服役していた受刑者2人が、刑務所の壁をよじ登って脱獄したため。地元紙リオ・ネグロ(Rio Negro)によると、「事件当時に監視塔にいたのは人間の監視員ではなく、サッカーボールで作った人形だった」という。この人形は映画『キャスト・アウェイ』でトム・ハンクスが人間に見立てていたボールにちなんで「ウィルソン」と呼ばれていたらしい。この刑務所に15ある監視塔のうち、人間が配置されていたのはなんと2か所だけだったという。
地元警察の調べでは、監視用のカメラとテレビモニターも壊れていたが、予算不足で修理ができず放置されていたそうだ(AFP)。
財政難もここまでくると、国家の安全すら危うい?
ニュースキャスターが「蚊」で窒息寸前
さらに、台湾では、テレビのニュースキャスターが、口の中に迷い込んだ一匹の蚊が原因で呼吸困難になり、病院に運ばれるという事件が。台湾紙「中国時報」によると、中国電視公司のニュース番組の生放送中、一匹の蚊がキャスターのHuang Chingさんの口の奥深くに侵入した。この瞬間Huangさんは激しくせき込み、窒息寸前に。別のキャスターと交代するまでの間、ニュースは中断され、コマーシャルが4分間流れ続けたそうだ(AFP)。実は件のキャスターはその後、インターネット上で「蚊を食べたキャスター」(聯合早報より)として大人気になっているそう。何がきっかけで人気が出るか、わからないものだ。
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