ポーランド売春婦が「反FEMEN」でトップレス抗議!【EURO2012】
EURO2012も終盤戦となり、ヨーロッパだけでなく世界中で大いに盛り上がりを見せる中、今年3月に本誌が独占取材したウクライナの金髪トップレス集団「FEMEN」が危機に立たされているという。
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顔を隠しているので、FEMENよりもインパクトは劣るが、今後、FEMENが有名になるにつれ、商売があがったりになることを危惧する売春婦やその背後にいる企業・マフィアからの様々な批判や攻撃が彼女たちを襲う可能性もある。果たして、FEMENの今後の活動はどうなるのか!?
<取材・文/日刊SPA!取材班 写真/FEMEN, The Krasnals>
彼女たちはEURO2012の開会直後から、「反売春」を掲げ、欧州各国で様々な活動を続けてきた。売春産業が盛んなウクライナでは、大会期間中、多くの観光客がサッカーと金髪美女を求めてやってくるからだ。試合会場やスタジアム内でのトップレス抗議はもちろん、ドイツでは、ディルドを装着しヒットラーのメイクをして風俗施設の前で抗議したり、優勝トロフィーの記念撮影イベントに一般人を装って参加し、裸になってトロフィーを奪おうと試みたりと相変わらず過激な抗議活動を続けている。
彼女たちの抗議活動が連日、欧州で派手に報じられるなか、なんと彼女たちに対抗する“組織”がもう一方の共催国であるポーランドで立ち上がったというのだ。その組織の名は「Krasnals(小人たち)」。こちらはどうやら同国のアート・パフォーマンス集団らしい。同組織は、「EURO2012はポーランドの売春婦たちがお金を稼ぐもっともよいチャンスで、女性も自ら身体を売る権利がある」というのだ。そして、その邪魔をするFEMENのことを「寛容さが欠如した狂信的なショー集団」「偽善的フェミニズム・擬似左翼活動家」などと辛口批判を展開している。
そんなKrasnalsのパフォーマンスの様子が公開された。顔を覆ったポーランドの売春婦たちが「ポーランド娘はあなたを歓迎します」や「FEMENは私たちの商売の邪魔をするな」、「EURO2012で売春を楽しもう!」などと書かれたプラカードを掲げている。
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