富裕層ビジネスの第一人者「 “差”を活用した副業で異なる収入源を持て!」
ブームに乗ってFXに手を出したら大失敗。「簡単に儲けるどころか大損してしまった……」なんて経験をした人は多いはず。運がなかったのか才能がなかったのかはともかく、そんな人に試してほしいのが、海外ブックメーカーを活用したスポーツアービトラージ。何でも、富裕層を中心に知る人ぞ知る究極の投資法として、実践している人がいるとか。いったいどんな手法なのか?
富裕層ビジネスの第一人者が語る
「差」を活用した副業で異なる収入源を持て!
独立したての頃、以前の会社の後輩が独立の相談に来たときは、独立を勧めていた時代があった。でも最近では「本業を持ちながら、副業せよ」と、独立しないようにアドバイスすることにしている。
少子高齢化が進めば進むほど、所得税、住民税、消費税などの税金は、総額では上がっていかざるを得ない社会環境になるのは自明の理。一方、社会保険に関しても、少しずつ上昇しているのが現実だ。サラリーマンであれば、ここ3年間ぐらいの源泉徴収票を見れば如実に気がつくだろう。収入は減り、天引き率が上がり、結果的に手取りが減っている、という現実に。今後さらにその傾向が強まるであろう、こうした現実に対し、早めに手を打っておかなければ大変なことになるだろう。一部の富裕層は、資産の一部を海外移転するなどの対策を講じたり、海外移住と称して日本から脱出を始めている。頼みの綱は労働生産性の向上だが、果たして実現可能なのだろうか?
そんななか、ある大手総合電機メーカーが兼業禁止を廃止した。つまり、社員に対して副業を認めたことになる。大企業ですらこれなのだから、中小企業においては説明の必要もない。今、年金をもらっていない世代は、今の収入源と違う収入源を本格的に考え、かつ達成可能で現実的なことを継続しなければならない時代になってしまっていることを、真剣に考えなければならない。その一つの方法として、私はスポーツアービトラージを実践している。また、これをきっかけに、世界中のそこかしこで生じている「差」を活用した副業に、継続的に取り組もうと思っている。
慣れるまでに時間がかかるのは、初めてなのだから仕方のないこと。大切なことは途中で投げださないことだ。途中であきらめたら未来の自分への備えを放棄したことに等しい。まずはスポーツアービトラージを実践し、複利の奇跡を味わってみてほしい。
【増渕達也氏】
ルート・アンド・パートナーズ代表取締役。
『セブンシーズ』の発行人も務めていた。
http://www.rpartners.jp/
イラスト/スズキサトル
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