誰でもできるスポーツアービトラージ実践編
ブームに乗ってFXに手を出したら大失敗。「簡単に儲けるどころか大損してしまった……」なんて経験をした人は多いはず。運がなかったのか才能がなかったのかはともかく、そんな人に試してほしいのが、海外ブックメーカーを活用したスポーツアービトラージ。何でも、富裕層を中心に知る人ぞ知る究極の投資法として、実践している人がいるとか。いったいどんな手法なのか?
誰でもできるスポーツアービトラージ実践編
ネッテラーにオンライン口座を開設し入金。ブックメーカーやアービトラージ情報提供サイトに登録が終われば、スポーツアービトラージャーへの第一歩。海外のブックメーカーを利用しても、違法ではないので安心してほしい。
「あとは、一日平均3~5通のアービトラージ発生通知メールが来るので、それに基づいて2つの海外ブックメーカーに投資するだけです。ただしアラートメールがいつ来るか、すなわちアービトラージがいつ発生するかは誰にもわかりません。すべてのアービトラージチャンスを掴もうなどとは考えないほうが身のためです」(増渕氏)
下の例は、F1ブラジルGPを対象にした予想で発生したアービトラージだ。レース中に事故などのトラブルが発生した際、レースをコントロールするために一時的にコースに登場するセーフティカーが、ブラジルGPで登場するかどうかを予想するというもの。詳しい手順は下で確認してほしい。
「注意点としては、それぞれのブックメーカーで実際にBETする前に、オッズを確認すること。アラートメール記載のオッズから変動している可能性があるからです」
メールを受信してすぐに確認すればそんなことはないのだろうが、受け取ったメールをどのタイミングで確認できるかは人それぞれ。必ず、オッズは確認しよう。
こうした作業を繰り返し、複利の恩恵をフル活用するスポーツアービトラージ。気になる増渕氏の儲けはどんなものなのか?
「理論上は2年で約1000倍になりますが、私の場合、BETし間違いなどの失敗もあったり、忙しくてアラートを見ている暇がなくチャンスを逃したりしたので、運用資金は直近9か月間で3倍。15万円が45万円といったところです。まあ本業があるわけだし、現実的には『月に10回程度アービトラージが獲得できれば最高!』ぐらいの気持ちで臨んだほうが、長続きするだろうというのが、私の考えです。副業だと考えれば十分ではないでしょうか」
ところで、こうしたスポーツアービトラージが、日本ではあまり普及していないのはなぜだろう?
「一つは、英語でのやりとりが必要な点が挙げられるでしょう。とはいえ、今では翻訳サイトも充実していますし、何とかなります。また、ブックメーカーごとに引き分けの対応が異なる点。ブックメーカーによっては手数料がかかるようなところもある。このような手数料の有無や払戻金が戻ってくるタイミングなどが、ブックメーカーごとにバラバラであることも知っておかなくてはいけません。そして最大のネックは為替リスク。稼いだ利益が簡単に吹っ飛ぶこともないとは言えません。それでも、長期運用の視点で取り組めば、為替差損も平準化するだろうというのが私の考え方です。その他、細かい注意点はありますが、この程度の問題を乗り越えられないようであれば、100%儲けられるチャンスは手に入りませんよ」
儲けのチャンスを海外に求め、究極の投資に挑戦するのだ!
1、情報サイトからメールが!
「セーフティカーが登場する」にBwin(ブックメーカー)では
1.95倍、「登場しない」にBet365(同)では2.1倍のオッズが。
2倍以上のオッズなら賭け金は均等でいいが、この場合、Bwin
に多めに賭けないといけない
2、まずBwinのオッズを確認
メールを確認したら、実際のオッズがどうなっているかをチェック。
まずはBwinのサイトでF1のカテゴリーを探し、さらにセーフティカー
に関するものを探す。Yesが1.95倍あれば続いてBet365も確認する
3、Bet365もOKならBET!
もう一つのBet365のNoのオッズが2.1倍あれば、アービトラージ成立だ。
ちなみに、どちらにいくら賭ければ損をしないかなどの計算は、情報提供
サイトにある計算機能を使えば簡単にできるぞ!
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