18禁コスイベント『コスホリック06』に女性記者が潜入
8月11日に開催された、18禁コスプレイベント『コスホリック06』。コスプレ写真や動画が収録されたCD(DVD)-ROM作品の即売、コスプレイヤーの撮影が行われている会場は、男性客99.9%のセクシーな空間。このイベントに、今回は女性記者が潜入。筆者はコスプレをしたことはあるが、スク水やビキニ姿で素肌をあらわにする勇気はない。ただでさえ麗しい彼女たちが、それでもなお露出をするモチベーションは何なのか? 女性目線で18禁コスプレの魅力に迫った。
会場は作品の対象年齢ごとに区分けされ、入口から全年齢、R-15、R-18と、奥に踏み込むほどコスプレイヤーたちの布面積が小さくなっていき、ブースで販売されるコスプレROMの内容も過激になっていく。
⇒【画像】https://nikkan-spa.jp/269569/cosholic06_03
会場を歩いていると、どうしてもおっぱいに目がいってしまう。「私も女である前にマザコンなのか」と悶々としていた矢先に、胸元がざっくりと開いた赤い戦闘スーツ(?)の美女に遭遇。女性の特権を活かし、その柔らかそうな胸元に手を伸ばすと、「だ・め・よ」とさとすような笑顔で手を止める彼女。ダメかと思った直後、「チャックだけなら」と優しく微笑んでくれた。母性溢れる表情に見入られた瞬間、筆者に潜むマザコン心がざわめくのを感じた。
つづいて、『GANTZ』をイメージしたクールビューティーな3人組を発見。ぴったりとしたラバースーツにぎゅっとねじこんだ戦うボディが、美しいラインを強調させている。見せるエロもいいが、隠すエロにもぐっとくるものがある。筆者も女である前に日本人なのだと思った。
⇒【画像】https://nikkan-spa.jp/269569/cosholic06_13
販売されているコスプレROMを見ていると、傍らにいた監督さんが作品について語ってくれた。普段は商業作品を撮っているらしいが、彼女らを撮影した今作は、仕事で得た利益を投じた“趣味の作品”なのだそう。
「例えば、なかなか脱げないブーツを一生懸命脱いでいるシーンを約5分間流し続けるなど、従来の作品では写さない舞台裏も盛り込んでいます。自分の趣味を全面に出しているので、趣味の合う人にしか楽しんでもらえないかもしれない。衣装も脱がさないし、おっぱいもでませんからね(笑)」(監督のdecさん)
ブースでは、コスプレイヤーに加え男性スタッフの姿も目立ち、二人三脚で販売を行う姿が印象的だった。撮影の合間にふと、ブース内でコスプレイヤーのおしりにファンデーションを塗ってあげている男性スタッフの姿が見えた。コミケではなかなか見られないワンシーンだった。
⇒【画像】https://nikkan-spa.jp/269569/cosholic06_00
同じコスプレでも、コミケのコスプレ広場とはやや違う印象をうけた。コミケでは人気キャラクターやかわいい女子に撮影が集中しがちなので、同性として取材していると「女子のヒエラルキー」を目の当たりにする。しかし同イベントでは、どのコスプレイヤーもまんべんなくフラッシュを浴びていた。
スレンダーな子、ハーフ系美女もいれば、ぽっちゃり系女子やロリ系などなど……。それは、「どんな女の子にも光る“個性”という原石があり、それを全面にアピールしたもの勝ち!」という女子たちの気概を感じさせる光景だった。もしかしたら、彼女たちが露出するモチベーションはこんなところにあるのかもしれない。
⇒【その他の画像】 https://nikkan-spa.jp/269569/cosholic06_20
※前回のコスホリックで遭遇した、うしじまいい肉プロデュースでコスプレROMデビューした藤崎ルキノさんのインタビュー&撮り下ろしグラビアはコチラ⇒(https://nikkan-spa.jp/237233)
<取材・文・撮影/小野田弥恵(プレスラボ)>
R-18エリアへ進むと、なにやら素敵な魔法をかけてくれそうな美女を発見。こんなにハイトーンの金パツが似合うのは、マリリン・モンローか彼女くらいだろう。ボディクリームをたっぷり塗った湯上がりのような、艶かしい肌にくらっとした。
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ