恋愛・結婚

義理チョコを本命と勘違い! 痛い男に女子は困惑

 明日はバレンタイン。いまごろ、女性は張り切ってチョコを買い求めたり、自宅で手作りに励んだりしているだろう。
義理チョコ

期待もほどほどに……

 ただでさえ「チョコがほしい」と思う男性たちにとっては、チョコを渡されただけでもドキっとしてしまうはず。ましてや、妙にクオリティが高かったり、ラッピングがかわいらしかったりすれば勘違いしてしまうのも無理はない。しかし、義理チョコで勘違いされることほど、女性にとってはた迷惑な話はない!というのも事実だ。20~30代女性に「義理チョコなのに勘違いされちゃったエピソード」を聞いてみると……  とある営業職の女性(28歳・食品メーカー)は、渡すタイミングを間違えて勘違いされた過去に苦笑いする。 「当日、外回りや打ち合わせが多く、帰社したのは夜22時。せっかく用意した義理チョコをほとんどの人に渡せなかったので、たまたま残業していた同期の男性社員に『お疲れさま』って渡したんです。そしたら社内メールでやたらと『今日顔色悪いんじゃない?』とか『無理しないでね』とか送ってくるようになって、しまいには『データ、エクセルにまとめておいたよ』って仕事までしてくれるようになった」  さらに、あらぬ噂を立てられて困ったという女性(26歳・メーカー)も。 「バレンタインに打ち合わせがある会社さんには、チョコを用意しています。それなのに、何を勘違いしたのか、チョコを渡した相手がオフィスで自慢したみたいで。ほかの社員さんから『○○さんってあいつ(担当)のこと好きなんでしょ』と飲み会で言われて散々でした。男性ばかりの会社なので、無理もないんでしょうが」  まるで中学生男子が引き起こしそうなエピソードだ。男の期待値の高さは、こんな災いも引き寄せるようで…… 「上司への義理チョコだけ、気を使ってちょっと豪華にしたんです。ごますりの気持ちで、『ちょっと特別仕様です』なんて言ったら大変。『みんなには内緒だから』ってホワイトデーに飲みに誘われました。妻子持ちだから平気だと思っていたんですが『あんなにときめいたのは久しぶり』とまで言われてしまって、気まずいのなんのって」  ちなみにその後、「彼氏がうるさいので」とやんわり断って以来、妙に冷たくなってしまったそうだ。チョコひとつで舞い上がりすぎな気もするが……。  こういった勘違いを起こさないために、「予防線」を張る女子も多い。そこで彼女たちの意見を参考に「義理チョコのサイン」をリストアップしていこう。 ・ハート型のチョコは渡さないようにする ・わざとみんながいるときに配り歩く ・「いつものお礼」と、恋心からではないことを暗にアピールする ・ピンク、赤などラブリーなラッピングは選ばない ・バレンタインデーには渡さず、日にちをわざとずらす ・みんなに同じものをあげる 「そもそも、本命の相手には、『好きだよ』って言葉なり手紙なり何かしらの形で伝える」(メーカー/27歳)。淡い期待に水をさすようで心苦しいが、義理チョコで勘違いを起こさないよう、心に留めておいてほしい。 <取材・文/小野田弥恵>
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