雑学

【コミケ83】女性ライターが本誌女装記者にダメ出し!「女装コスなめんな!」

三条マリ,コミケ83

三条マリ(27歳・男・エヴァンゲリオンのキャラ名が名前の由来だが、コスプレはハードルが高く断念)

 12月31日、東京ビッグサイトで『コミックマーケット83』3日目が開催された。同所で行われるコスプレエリアへ、突如女装に目覚めた日刊SPA!記者・林健太(女装ネーム:三条マリ)が女装コスプレで挑んだ。その様子をリアル女性である私、ライター小野田がお届けする。

 待ち合わせ場所に現れたマリ。言葉もでない。かつらと服装だけ女性で、あとはただの男だ。ただでさえ人気コスプレイヤーに人だかりができるコミケで、こんなに中途半端な女装で出てしまったら、周りから冷たい視線を浴びるはめになってしまうかもしれない。筆者はバッグに入っていたポーチを取り出し、約一時間かけてメイクをし直した。

「メガネっ娘大好き」なマリは、頑にめがねを外す事を拒んだが、目元のメイクを活かすために外し、代わりにカラコンを入れた。チークはほお骨に沿って横長にふんわり入れ、ガサガサの口元は蜂蜜入りのリップグロスでケアしてから、顔色が良く見えるコーラルピンクの口紅をひいた。

⇒【画像】メイク Before&After
http://nikkan-spa.jp/362679/c83_3_02


 約1時間かけてメイクを終え、撮影へ。まずは女装コスプレイヤーを探した。ぱっと見だけでは、女性か男性か見分けのつかない人も多い。ポイントはのど仏、肩幅の大きさ、手、あごのライン、鎖骨の堀の深さ。これらをよく観察して、本人に近づき、声を聞く。それでも、女声に変えている人も多いので女装レイヤーかどうかの確認作業はかなり慎重に行わなければならない。

 女装・男装レイヤーにマリの女装について感想を求めると、「絶対領域を生かしきれていない」という指摘が目立った。筆者は彼の首からデコルテにかけてリキッドファンデーションを塗ることで色の違いを隠したのだが、それがかえって上半身と足の色の違いをよりはっきりさせてしまっていたようだ。「なるべくストッキングを履いた方が良い」「胸に靴下などをつめて、盛ったほうがいい」と、彼らは初心者のマリに対し、親切にアドバイスをしてくれた。

 そもそも、マリ、もとい林はなぜ突然女装に目覚め、コミケに出るまでに至ったのか。彼は学生時代、意中の人に「男として見られない」とこっぴどく振られて以来、女性に対して男らしく振る舞うことにすっかりおびえるようになってしまったという。「女装をしているときのほうが、異性と気楽に接することができる」とぽつり。男らしさを捨ててでも、異性と積極的に関わっていきたい気持ちが、彼に女の装いをさせたのだろうか。

 最後に撮影した女装レイヤーと、意気投合して連絡先を交換しあったマリ。「正直、コミケに出ることを軽く考えていたが、いざ男子更衣室に入ったときは周りの真剣さに圧倒されてものすごく緊張してしまった」と振り返る。女装友だちができただけでも、コミケに参加した甲斐があったのかもしれない。 <取材・文・撮影/小野田弥恵 撮影/三条マリ>

⇒【画像集】男装&女装レイヤー
http://nikkan-spa.jp/362679/c83_3_12

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