スポーツ感覚で男をヤリ捨てる女たち
男はまずSEX、女は付き合った末にSEXというイメージとは逆に、男がヤリ捨てられて傷ついているという逆転現象を最近よく耳にする。そこで、タイプ別のヤリ捨て女たちの行動原理を観察していこう。
◆スポーツ感覚のSEXで男をヤリ捨てる女たち
SEXをスポーツのように楽しみ、精神的な葛藤もないのが、このスポーツ系ヤリ捨て女たちだ。
山本愛香さん(仮名・27歳・子供服メーカー)も、そんなヤリ捨て女の一人だ。
「大学時代、チンコがデカいと噂の先輩とどうしてもヤリたくて。家に押し掛けて、半ば強引にヤリました。その後『付き合おう』と言い寄られてウザかったけど」
床上手と噂の男性とは、一戦交えてみたくなる習性なのだとか。
「男がイイ女を見て、『一発ヤリたい』って感じるのと同じですよ」(山本さん)
清水みほさん(仮名・26歳・事務)は、LINEを駆使して獲物を探す。リストに名前が出てきた男に連絡を取り、飲みに誘ってホテルへ直行。わざわざ知人と関係を持つのは、“同級生や昔の友人なら素性を知っていて安心”と、彼女なりのモットーがある。
しかし、スポーツ系ヤリ捨て女たちも、誰でもいいというわけではない。身近な男性から手をつける厄介なタイプも。
「とにかくスリルを味わいたい」が口癖の中田奈緒さん(仮名・25歳・美容)がヤリ捨てるのは、今彼の友人や同僚など、彼氏のネットワーク内にいる男のみ。片っ端から近づき、次々と食い散らかして捨てているというから恐ろしい。
官能小説家の大泉りかさんによるとこのタイプのヤリ捨て女は扱いやすい存在だという。
「このタイプのヤリ捨て女には深い理由はない。恋愛も滅多なことでは求めない。まさにスポーツ感覚なわけです。男は、『一発ヤレてラッキー』と前向きに捉えないと。ヤリ捨てられた男は、『自分のテクニックに問題が……』とか悩みがちですが、そうじゃないから安心してください(笑)」
イラスト/牧 沙織
― [男をヤリ捨てる女たち]の意外な言い訳【6】 ―
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