女がSEX中に「我に返る」とき
「SEXの楽しみ方」は人それぞれあるだろうが、その「快楽」のために、一番必要なのは「没頭」ではなかろうか? お互いが現実を忘れ、その行為にのめり込み、獣のように貪り愛し合う。それが本当の気持ちよさに繋がると、筆者(♂)が齢30にして達した境地である。
……なんてね。
そんな堅苦しい話をするつもりはさらさらなくて、要は、自分が気持ちよくなりたかったら、最低限、相手が「我に返る」ような行為を最中にしないように気をつけなきゃなってことです。「女性がSEX中『ふと我に返る瞬間』」をリサーチした結果、下記のような声があがった。
【1】キスしたときに食べカスが残っていたとき
「彼氏とキスしたときに、何かが入ってたんですよ。小さいんですけど、何かが。さすがに、しながら『なんか入ってるよ!』とは言えませんし。キスしてくる度に『何が入ってるんだ?』って気になって、まったく集中できませんでした」
⇒解決策:食べたらはみがき
【2】男性の脚がツルツルだったとき
「『やばい、あたしより足がキレイ』と現実に引き戻されました。あと、背中も。触ったときに、自分より肌がツルツルしてると『なんか負けた』気がして我に返ります」
⇒解決策:自然体でいる
【3】爪が長いと知ったとき
「『痛かったとき』は当然、素に戻りますが、それ以前に、爪が長いってわかったときに、ため息が出ます」
⇒解決策:爪きり持参
【4】唾液の乾いた匂いがしたとき
「乳首をなめたときに付いたであろう唾液が、正上位のときにはすでに乾いてて、匂ってくることありません? だから鼻先を舐めるのもやめていただきたい」
⇒解決策:ほどほどにする。もしくはウエットティッシュ持参
【5】テレビがついてるとき
「テレビがついてるとだめですね。騒音とかも。ベッドがギシギシいってると気が散るなあ。一瞬で現実に戻ります」
⇒解決策:節電をアピールしつつオフ
【6】挿入のために男性がポジションをとっているとき
「『いざ挿入』ってときに、男性がポジションをとるじゃないですか。あの、自分と相手の股間に夢中になっている感じが寒々しいです。『あ、これから本番なんだね』というか、『あ、もう前戯は十分と思ったんだろうな』という寂しい気持ちも手伝って、なんか妙に間抜けに見えてしまいます」
⇒解決策:顔見ながら笑顔で挿入
【7】ケータイが鳴っているとき
「自分のでも相手のでもそうですが、電源を切っておくに越したことはないのかなって気がします。男性がケータイに気を取られて素に戻っているのを見ると、こちらも一気に冷めますからね」
⇒解決策:ピンローとして提案する勇気
【8】「気持ちいい顔」が気持ち悪かったとき
「感じているのがわかるのはうれしいんですけど、白目むいてたりすると、『今の何!?』ってビックリします。目をつぶっているのも、あまり見たくないですね」
⇒解決策:ポーカーフェイス
【9】口に入った毛を取り除いているのを見たとき
「そんな瞬間を見るくらいなら、クンニしてもらわないほうがいい」
⇒解決策:ご飯粒と一緒に飲み込む
【10】こっそり「皮を剥いてる」のを見たとき
「そんな悪あがきしないでいい」
⇒解決策:剥かない美学
このように、女性は些細なことで現実に引き戻されてしまうようだから、注意されたし。一応、独自の解決策もご提案させていただいたので、参考にしていただきたい。とにかくもう、皮かぶってることなんて気にせず、集中だ集中!
取材・文/トモゾー
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