更新日:2013年06月24日 16:15
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実験・1週間のバクチ的投資でいくら儲かるか

苦手だからと諦めていたことも、ちょっとしたコツの習得で劇的に変わることもある!? ライターが封印してきたコンプレックスに1週間、向き合った! 自己改造に使うのも一興かも、よ 【アベノミクスに乗る!?】ウハウハな人が世の中にはいっぱいいるらしい やってみた,アベノミクス 世間は「アベノミクス」と喧しいが、私、ライターNには無縁。が、会社勤めの頃に買った自社株が4か月間で倍になっているのに気づき、「1週間でアベノミクスに乗れ」との命にも俄然やる気が出てくる。  予算は10万円。担当編集からはレバレッジがかかる「日経225オプション取引」をすすめられるが、レバレッジ? オプション?  恥ずかしながら、日経平均株価すら気にしたことのない私。「将来の日経平均株価を特定の値段で買ったり(コール)、売ったりする権利(プット)を売買する」というこの商品の概念からわからない。  ともかく、日経平均が上がると「コール」価格が上昇、下がると「プット」価格が上昇。株取引のように銘柄を売買して利益を出す……とかなり大雑把に理解して、取引画面を見てみようと証券会社のサイトへログインした4月4日。「コール」価格が上昇中。日銀・黒田総裁の「異次元緩和」発言を受けて、日経平均が上昇したのが原因のようだ。チャンスか!?と、練習も兼ね、「1万4250円コール」を7円で、「1万750円プット」を3円で1枚ずつ購入。が、値は下がり、しかも買ったのが「4月限」で、あっという間に期限が切れ1万円の損失。とほほ。  週明け、日経平均は1万3000円台に突入し、もはや手がでる銘柄もない。買い戦略の基本は「逆張り」「相場が反転しそうな局面を狙って仕掛ける」そうなので、日経平均が反落するタイミングを待ってのプット買いを目論む。  翌日、北朝鮮ミサイル情報の影響か日経平均は伸び悩む。一時は200円近くだった「1万2250円プット」(5月限)が急落。これに狙いをつけ、移動中もスマホでこまめに価格をチェック。予算内の85円になった時点でポチッ。  週後半に日経平均は上昇、週明けに反落。プットの価格は55~85円をせわしなく行き来する。もっと下がってから買ってたら……。  結局、原稿締め切り時点で、評価損益はマイナス3万。1週間でアベノミクスには乗れません(私は)。  ともあれ、極度の経済オンチの私が暇さえあれば日経平均をチェックする変身っぷり。授業料3万円なら決して高くない、かも。

一時85円まで戻り、このタイミングで売れば損失はゼロだった。もっと上がることを期待するも、すぐに65円に。利確・損切りのタイミングが難しい

<実践メニュー> 日経225オプションの「プットの買い」をメインに勝負! 【Before⇒After】 軍資金10万円⇒マイナス3万円 ― 1週間で人はここまで変われる!【5】 ―
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