更新日:2013年05月23日 09:10
ニュース

アベノミクス効果で悪徳リフォームの契約数は2倍に

アベノミクスが目に見える形で日本経済に期待感を漂わせるなか、違法ビジネスの業界には早くも大量の資金が流入している。具体的にその様子を見ていこう。 ◆【悪徳リフォーム】人件費高騰に資材不足……巧みな話術で騙しまくる! アベノミクス, アングラ, カジノ, 悪徳商法, 業界裏事情, 社会・政治 リフォームなどを含む悪徳訪問販売業界では「すべてが好景気といえる」(訪販業マネジャー)ほど全体的に活況だ。営業トークの切り口すべてに「アベノミクスで~」が使え、例えば悪徳リフォーム業者ではなんと前年比で月間契約数が2倍になるところもあるとか。  殺し文句は、「今後の新築ラッシュで資材不足になり、メーカーも在庫不足。人件費も上がるので今やらないと高くつく」(同)。こうして外壁塗装やフローリング張り替え等を契約する。同様に「今後高くなる」と煽り、消火器交換や高額布団、さおだけ屋までも売り上げを伸ばしている。 ◆【裏カジノ】都内各所で新規出店の動き。スタッフ求人も急増中  違法賭博の業界では昨年末から動きがあった。野田総理が解散を発表した昨年11月、東京・新宿界隈だけで裏スロット4店舗、バカラハウス数店の新規出店があり、別の都内会員制のバカラハウスでは新規出店時にすぐ会員数が400人に達したという。 「名古屋や大阪はもっと盛り上がってる」(裏カジノ関係者)との声もあるが、今年に入ってからは裏スロットより、高所得層の客が多いインカジ(ネットカジノ)のスタッフ求人も非常に増えているといい、業務拡張の兆候が見られるという。 ― アベクロ効果で[地下経済30兆円]の大復活【2】 ―
おすすめ記事