第参回TENGA一武道会【フォトレポート】
7月21日(オナニーの日)、東京・阿佐ヶ谷ロフトAにて、TENGAファンによる祭典「LOVE ME TENGA2013~おはようからおやすみまで、TENGA~」が開催された。日曜の夜にもかかわらず昨年を上回る盛況ぶりで、やむなく会場側が入場制限をするほどの事態となった。紅音ほたるさん、琥珀うたさんら豪華女性ゲストも出演し大盛り上がりとなったイベントの様子をお伝えする。
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午後7時21分にスタートした同イベントは、今回も昨年同様三部構成で行われた。第一部では(株)典雅広報宣伝部の女性社員3名が登場し、今年3月に発売された女性用オナニーアイテム「iroha」や、ベタつきにくく拭き取りやすいと大好評のローション「TENGA PLAY GEL」、更にはクールローション入りの「TENGA COOL EDITION」(※司会のユリオカ超特Qさん曰く「冷やしTENGA」)などを紹介した。
「irohaの試作品を使った“仕事オナニー”が1日9回に及んだこともある」といった開発段階でのエピソードが披露されたほか、「TENGAを広めることで正しい性の普及をしたい」「典雅に入社する前からTENGAを使っている男性を“自分の欲求に対して素直でかっこいい”と思っていた」という女性社員たちのTENGA愛溢れるコメントに「TENGAを使ってる男がかっこいいだって!?」とユリオカさんから鋭いツッコミが入るなど、第一部から前回を上回る盛りあがりをみせた。
第二部では、AV監督の二村ヒトシさん、第1回から毎回出場しているモデルの佐野恭平さんらの男性ゲストに加え、元AV女優で現在はDJ・ポールダンサーの紅音ほたるさん、前田敦子激似AV女優の琥珀うたさんら、史上最多となる4人の女性ゲストが登場。それぞれの人生初オナニーのエピソードや現在の私生活でのオナニースタイルなどを紹介したほか、二村監督指導の下「美女2人に左右からirohaで責められ辱めを受けるイケメン」などの設定で即興劇が披露された。
第二部終了時点で予定時刻をかなりオーバーしていたものの、「中止にしたら暴動が起きる」という理由で第三部の「TENGA一武道会」も強行開催。地球一のTENGA愛好家を決める熱い戦いが繰り広げられた。昨年急遽参加し何故か優勝してしまった記者も、今年はディフェンディングチャンピオンとして出場した。全6種目の模様をお伝えする。
⇒【画像】https://nikkan-spa.jp/480255/tenga3_16
◆TENGAをおかずにごはん早食い対決
第一種目は昨年同様TENGAをおかずにごはん早食い対決。TENGAを凝視しながら3分間に1人3杯のごはんを水なしでどこまで食べられるかを競う。前回は3杯を完食した筆者もここ最近の夏バテがたたったか、2.4杯でフィニッシュ。3月に大学を卒業したばかりの若者の猛追を許すも、どうにか同率1位でまずまずのスタートを切った。
◆TENGAを目の前に吊るして1分間全力で走る
第二種目も体育会系種目。歩数計を装着し、目の前に吊るされたTENGAを見ながら1分間全力で足踏みをし、何歩踏めたかとそのパフォーマンスを競う。食べた直後でコンディションが悪い中、全員滝のような汗をかきながら疾走。筆者はトップに10歩及ばず、211歩でフィニッシュ。更にここで、49歩と歩数では最下位だった参加者がパフォーマンスを高評価され、単独首位に躍り出る。筆者は僅差で2位につけ、首位を明け渡すことに。
◆TENGA愛撫対決
第三種目はTENGA愛撫対決。好きなTENGAをひとつ選び、いかに愛しているかを1分間表現するという種目。参加者全員で同時に行うこの企画で、ビハインドを許している筆者はTENGAを寝かせハーモニカを吹くという奇策に出た。第一部でTENGAの女性社員の方の一人が「私は音楽ともSEXするんです」と語っていたのを思い出してのことだったが、全くの不発。曲もゲスト出演していた西口プロレスのばってん多摩川さんの入場曲を選んだのだが本人に気付いてもらえず、奇策が完全に裏目に出た形となった。
◆TENGA vs 女性の誘惑
TENGAを握りながら1分間囁きやボディタッチによる誘惑を受け、どれだけTENGAへの愛を貫けるかを競うという毎年恒例の種目。他の参加者は紅音ほたるさんや琥珀うたさんという有名女優とペアになったのに、記者のお相手は何故かばってん多摩川さん。誘惑に負けようがないのだが逆に大したリアクションも出来ず、インパクトを残せずじまい。ますます連覇が遠のく事態となってしまった。
◆TENGAの気持ちになりきれるか
事前に用意した台本を女性ゲストに読んでもらいながら、アクリル棒でTENGAを攻めるこの企画。豪華女優陣がTENGAの気持ちになり艶やかな声で台本を読み上げると、会場のお客さんも大興奮。この日一番の盛り上がりを見せた。
◆TENGA愛で女性の告白を断れるか
女性から愛の告白を受けるも、TENGAへの一途な思いを貫きそれを断るという寸劇を行う最終種目。上位2人による優勝決定戦の末、チャンピオンの栄冠に輝いたのは、現役大学生のMさん。童貞ながら、紅音さんの告白を「TENGAは浪人しても留年しても就活がうまくいかなくてもいつも隣りに居てくれたんだよぉ!!」という、女性側から見れば屈辱以外の何物でもない言葉で断り、存在感を放っていた。
連覇を目指して参加した記者は、ギターとハーモニカを購入しオリジナルソング「TENGAの歌」まで作成していたが、そもそも今年は種目の中に歌が無いというまさかの事態に直面し、残念ながら防衛を果たすことはできなかった。
TENGAファンたちのクリエイティビティ、妄想力に溢れていた「LOVE ME TENGA2013」は、4時間以上の長丁場となった。会場に入りきらないほどの人が押し寄せたことからも、TENGAへの注目度が増してきているということがうかがえた。「来年は再び王座を取り戻すぞ」と心に誓い、終電に揺られる記者であった。 <取材・文/福田悠 撮影/林健太>フリーライターとして雑誌、Webメディアに寄稿。サッカー、フットサル、芸能を中心に執筆する傍ら、MC業もこなす。2020年からABEMA Fリーグ中継(フットサル)の実況も務め、毎シーズン50試合以上を担当。2022年からはJ3·SC相模原のスタジアムMCも務めている。自身もフットサルの現役競技者で、東京都フットサルリーグ1部DREAM futsal parkでゴレイロとしてプレー(@yu_fukuda1129)
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