3・28開幕!ナゴヤドームのスタメン弁当が決定
ベテラン山崎武司選手の引退試合で賑わった21日の試合前、ナゴヤドーム3階のメディアサロンが色めきだった。
「名古屋だけに、みそかつだろ?」(中日番記者)
「オレは牛たんをいただこうかな!」(対戦相手の楽天番記者)
プロ野球開幕を1週間後に控えた春うららなこの日、年間2百万人の来場者を迎えるナゴヤドームの2014年「開幕お弁当ラインアップ」が勢ぞろいし、報道陣向けの試食会が行われた。
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試合開始2時間前に250食が用意されたマスコミ用のお弁当試食会は、試合開始30分前には全食がなくなるほどの大盛況ぶり。普段はコンビニおにぎりやパンなどの軽食で質素に済ますことの多い報道陣だが、この日のプレス席は色とりどりのお弁当の美味しい香りに包まれた。
「プレス試食会は5年以上前にスタートした企画です。球場でのお弁当=球弁(たまべん)を広めたいので、他球場のお弁当担当者と連絡を取り合って、夏季限定や交流戦の時はメニューを増やします」(竹島さん)
今年のナゴヤドームの「開幕スタメン弁当」はご覧の25種類が選抜されたが、5月から6月にかけて行われるセ・パ交流戦では、対戦相手にゆかりあるお弁当など「シーズン中の大補強」も企画しているという。
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防球ネットの低いアメリカの球場では、いつ何時ファウルボールが飛び込んでくるか分からないため、ボールパークの主食はホットドッグやナチョスなど、片手でつまめる「フィンガーフード」と呼ばれる軽食が多い。
しかしナゴヤドームを含めた日本の球場は、高いネットに加え、ファウルゾーンが広いため、スタンドにライナーで突き刺さるファウルも少なく、お弁当を楽しみながらの野球観戦にはもってこいの構造なのだ。
「開幕からの先発ローテーションは決めたけど、打順はまだ。特に1番、2番を誰にしようか、もう少し考えたい」と語ったのは谷繁兼任監督だが、スタンドのファンを迎えるお弁当ラインアップはひと足先に確定した。ユニフォームを一新して挑む今季のドラゴンズ戦の観戦は、ナゴド名物の25種類のお弁当と共にどうぞ!
<取材・文/スポカルラボ http://www.sclabo.net/>
海外スポーツに精通したライターによる、メディアコンテンツ制作ユニット。スポーツが持つ多様な魅力(=ダイバーシティ)を発信し、多様なライフスタイルを促進させる。日刊SPA!ではMLBの速報記事を中心に担当。今季からはNPB記事も担当します
「今シーズンは開幕から10社・25種類のお弁当をナゴヤドーム内の13売店で販売します」。この試食会を開催した株式会社ナゴヤドーム営業部の竹島千佳子主任は、球場弁当にまつわるよもやま話を教えてくれた。
「最も歴史があるのは『ホームラン弁当』(八百彦本店)です。このお弁当は、ナゴヤ球場時代から続いている定番中の定番ですね」。
「今シーズン新加入したのは『焼肉弁当』(名古屋だるま)と『牛たん弁当』(JR東海パッセンジャーズ)ですね。谷繁新監督はお肉が好物と聞いているので、お肉メインのラインナップを充実させました」
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