あのほろ苦さが蘇る!レトロゲームはスマホで楽しめ
鉄道やロケット……少年時代、惹かれてやまなかった世界だ。そんな、「内なる少年」を刺激する話題を、その道の達人が厳選。さらにベスト5も選定してもらった。あの頃の胸の高鳴りが蘇る!
◆懐かしさと理不尽。あのほろ苦さがスマホの中で蘇る!【ファミコン】
高橋名人の後継者との呼び声も高いファミコン芸人フジタ氏。そのマニアっぷりは彼の自宅を訪れたら一目瞭然。2LDKの部屋がゲームソフト1万7000本で埋め尽くされ、生活スペースはたったの1畳。ゲーム購入のために1000万円以上の借金を抱えた。
「レトロゲームは素晴らしいんですよ。昔は情報が少なくて、自分で地道に技を編み出すしかなかった。誰も教えてくれないし、どうなるかもわからない。人生と似ているからたまらないんです」
今やスマホで手軽にゲームを楽しめる時代。レトロゲームの良さは失われてしまったのか?
「実はスマホで当時のゲームを忠実に再現したものが沢山あります。新しい機能も搭載されているので、スマホからレトロゲームの道に入るのもオススメですよ!」
まさに温故知新。スマホでできるオススメレトロゲームを聞いた。
「イチ押しは『まいにちスぺランカー』ですね。“即死ゲー”で有名で、主人公がすぐ死ぬんですよ(笑)。当時は難易度が高くて、ロープからロープへ渡るのがものすごく難しかった。それがスマホに移植されたら、簡単になっていて、初心者でもクリアできるようになりました」
上級者向けの難しい面も残っており、マニアも初心者も楽しめる。
「次点は『カラテカ・クラシック』。これも“クソゲー”で、独自のルールを知らないと何千回も死ぬことになります。礼をして戦いのポーズを取る手順を踏まずに敵に触れると即死です。説明書には書いてないので、自分で見つけるしかない。人生そのものですよね」
多くの男子はゲームに人生を教えられた。あのほろ苦さ、理不尽さは懐かしい……。
<1万7000本所有ファミコンマニアが選ぶ スマホでできる懐かしゲーム BEST5>
1位「まいにちスペランカー(iPhone/Android 400円)」
当時の面白さも残して、コンティニューなどの新しい機能を搭載
2位「カラテカ・クラシック(iPhone 85円/Android 99円)」
昔のままの「カラテカ」を楽しめる。もちろん即死ゲーっぷりも健在
3位「バブルボブル・ダブル(iPhone 500円)」
通信で2人プレイすることが可能。音楽も良く、評価が高いゲーム
4位「マッピー(iPhone 85円/Android ※auスマートパス 月額¥390でアプリ取り放題)」
ネズミが猫から逃げ回るという可愛いゲーム。当時は女子受けした
5位「ドラゴンクエスト(iPhone/Android 300円)」
あの名作が安価でできるのはスマホならでは。続編も登場している
― 少年マインドを呼び覚ます[マニアックBEST5]【6】 ―
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