激安商品が欲しい人にはおなじみの価格.comが、ユーザーに対して行ったアンケート調査では、冬のボーナスの推定平均支給額は58.5万円。前年比で1.4万円(2.5%)増えたそうです。ローン返済などボーナスの使い道は決まっている、という人も、こんなステキなクルマだって激安で買えちゃいますよ!
MJブロンディ=文 Text by Shimizu Souichi
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K:それが、中古ラテン車専門店に移動したとたん、目の前がパッと明るくなった気がします!
MJ:中古ラテン車はすべてが掘り出し物だね! 迷信深い一般人が怖がって手を出さないから、夢のようにステキなクルマが100万円前後で選び放題だ!
K:シトロエンC6が100万円台だったのには驚きました。
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シトロエンC6(フランス)/178万8000円
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シトロエンC3(フランス)/118万円
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シトロエン2CV(フランス)/88万円
MJ:あんなエレガンス満点の超高級車が約180万円だもんな。フランス大統領気分が100万円台で味わえる! 俺は118万円のシトロエンC3にやられた。そのまま買って帰ろうかと思ったよ。
K:あれはピカピカで、中古車って感じがしなかったですね。
MJ:もう新車だよ! そしてラテン車はクラシックカーも安い! 今、世界中でクラシックフェラーリやポルシェが爆騰中だけど、世紀の名車2CVが88万円!
K:あれはさすがに怖くてちょっと手が出ませんが……。
MJ:フツーの人は100万円前後の一般的なイタフラ車を買っておけばいいんだよ。国産新車買うより安くて、アゲアゲ感は300倍だ!
K:僕のは0円でアゲアゲです。
MJ:それはオレがタダであげたからだろ! まあ下取りに出しても1万円だったけど。
【結論】
中古ドイツ車に掘り出し物はない! ネットの普及で中古車相場が透明化し、安いなりの理由が必ずある。逆に一般人がビビるフランス車とイタリア車なら、ほぼすべての中古車が掘り出し物。信じる者は救われる
<編集部が見つけた!激安輸入中古車>
元が高性能なドイツ車の掘り出し物には、なぜか捨て犬感が漂っていますが、性能的に普通なイタフラ車は激安でもピカピカ。高年式低走行車が選び放題です。それもこれも、イタフラ車というだけで故障が怖いと敬遠する人が多いから。でも実際のところは、高性能ではないゆえ、ラテン車には壊れるところがあまりありません。勇気を持って一歩踏み出せば、バラ色の世界が待っています!
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プジョー207CC(フランス)/128万円
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ルノーカングー(フランス)/78万円
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アルファ156スポーツワゴン(イタリア)/58万円
取材協力/AZオート横浜
http://www.az-a.jp/1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『
そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『
首都高速の謎』『
高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中