更新日:2017年03月10日 23:21
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花粉&インフルエンザに一番効果的なマスクは?

◆多様化するマスク市場。実はガーゼマスクで十分?
臼田篤伸氏

臼田篤伸氏

 インフルエンザのピークは過ぎつつもまだまだ油断できないこの季節。予防法といえばマスクだが、ガーゼタイプから、密閉度の高い立体マスクまで種類は実に多様。そこで、『インフルエンザと闘うな!』などの著書を持つ歯科医師の臼田篤伸氏に安くて高性能のマスクを聞いた。 「一番いいのは普通のガーゼマスクですね。洗濯すれば再利用できるし、天然素材のため、化学素材のようにアレルギーを起こすこともありませんから」  ガーゼよりも不織布タイプのほうが高性能なイメージがあるが。 「ウイルスは単独では生存しづらく、多くの場合、何かの微粒子に付着しているため、ガーゼマスクのフィルターでも十分防護できます。『超立体』など密閉度が高いマスクは息苦しく、酸素不足で頭の働きが悪くなるので要注意です。また、粘膜が乾燥した状態だとウイルスが活性化するので、できるだけ鼻や口を加湿することが重要ですが、これはマスク自体を濡らすのが手っ取り早く、ガーゼマスクが一番使いやすい。私が提唱するマスクの上部3分の1を濡らして外側に折り曲げて使う『ぬれマスク』は非常に効果が高いので、ぜひ試してみてください」  花粉に関しても、価格帯に関係なく、不織布タイプ、ガーゼタイプのどちらも90%以上を除去したという実験データもあるので、花粉時期でもガーゼマスクは十分。  インフルエンザに花粉症、迫り来る脅威を防ぐには、安くてシンプルなガーゼマスクも悪くない? <格安良品の選び方> 値段によらず、ガーゼタイプ・不織布タイプでも、ウイルスも花粉も十分遮断可能 ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=791423 【臼田篤伸氏】 臼田歯科医院院長。「ぬれマスク」の提唱者としても知られる。著書に『ぬれマスク先生の免疫革命』(ポプラ社)など多数 ― 高コスパな[格安良品]【4】 ―
ぬれマスク先生の免疫革命

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