自分が入った大学の名前を漢字で書けないバカ学生たち
入試シーズンも佳境を迎え、大量の新大学生たちが生まれる季節となった。本来は「最高学府」と呼ばれる大学だが、昨今は大学とは名ばかりの「Fラン大学」が社会問題化。こうした大学の荒廃ぶりはSPA!でも再三紹介してきたが、実はその惨状は刻一刻と悪化しているという。
人生の節目となる大学の入学式。だが、残念ながら最高学府の学生たる自覚を持つ者は少ない。
「昨年の1年男子のヒゲ率は約3割。鈴木雅之ばりのヒゲ&グラサン姿、EXILEにいそうなコワモテの学生がチラホラ。あとは男装した女子学生や逆に女装した生徒も。入学式は仮装パーティの場じゃないのに……」
そう嘆くのは、首都圏にある“Fラン”H大職員のYさん。しかも、乱れているのは外見だけでなくモラルも著しく欠けている。
「昨年は入学早々に裏門付近に路駐&無免許で捕まった学生、大学生協で万引きした学生もいました。ウチの学生は地元から評判が良くないので、いつ大きな問題を起こさないかと心配でなりません」
ただし、百歩譲って大学生に相応しい学力があればよいのだが、そこは誰でも入れる“Fラン”。もちろん望むことなどできない。
「昨年の入学式の際、新入生のグループが『ウチの大学、どういう字だっけ?』と漢字で書けないことを楽しげに話していたんです。全部常用漢字なのにそれをわからないというのはあまりに情けなすぎる」(“Fラン”K大教授)
門出となる入学式からこのありさまでは、いったい何のために入学したか……問い詰める気も起きない事態である。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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