元祖「女子高生のぞき部屋」摘発も、類似店急増
週刊SPA!2月23号でその問題性を訴えた女子高生のパンチラをのぞけると謳った”女子高生見学クラブ”「横浜マンボー」が、5月18日、神奈川県警に労働基準法(危険有害業務の就業制限)違反容疑で摘発された。
しかし、そんな動きを知ってか知らずか、都内では5月までに類似店が急増。マニアの間ではいつ摘発されるか分からない「希少性」も相まってか、人気を呼んでいるという。今回摘発された「横浜マンボー」に潜入し、その違法性を訴えた記者が、最近都内にオープンした類似店に潜入した……。
平日の午後3時。渋谷の繁華街の最奥、雑居ビルにその店はあった。エレベータで該当フロアに上がるとCDショップ、美容室、英会話学校、エステ……なんの変哲もないテナントの一角に、A4の紙にワープロ書きで「S」と書かれた貼り紙が。周囲が集客を目的としたきらびやかな看板を掲げるなかで、そのチープさは逆に目立つほどだ。
ドアを開けると、意外や明るい雰囲気。暗幕に剥き出しの木材の柱など、手作り感たっぷりだった「横浜マンボー」の内装に比べて、クロス張りの壁やフローリングの床など「お金が掛かっている」印象だ。
店員は男性が2人、渋谷にたむろしてそうな若者が丁寧にお辞儀をする。示された空室表を見ると、女のコがいる20畳ほどの大部屋を囲むようにして、マジックミラーで仕切られた個室が並んでいた。この辺は「横浜マンボー」とそっくりだ。
12室ある個室のうちすでに9室が埋まっていたが、店員に「この辺りが見やすいですよ」と薦められた個室を選び、30分の「見学料金」2000円を払う。「女のコは女子高生?」と問うと「正真正銘現役ですよ」と胸を張る。その際、「横浜に似た店があるけど、摘発されたのを知っている?」と問うと、一瞬の沈黙のあと「そんな店は知らないし、話も聞いたことないですねぇ」とはぐらかされた。
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