ユダヤ人埴輪があった!

ユダヤ人の特徴をもった人物埴輪(千葉県山武郡横芝光町姫塚古墳出土/芝山はにわ博物館所蔵)
本当にユダヤ人埴輪なのか?
田中英道・東北大学名誉教授の最新刊
『ユダヤ人埴輪があった!――日本史を変える30の新発見』(育鵬社)が話題になっている。
千葉県山武郡横芝光町の姫塚古墳から、ユダヤ人と思われる埴輪が発見されていた。
いったいこれは、どういうことなのか?

別のユダヤ人の特徴をもった人物埴輪(千葉県山武郡横芝光町姫塚古墳出土/芝山はにわ博物館所蔵)
発見された埴輪は、何も語らない。
しかし、田中教授は、歴史に「形象学」の手法で切り込み、さまざまな客観的事実から、大胆な推論を行っている。
まさに歴史の定説をくつがえす新説である。
本書には、その他に、
・縄文時代の火焔型土器とは、水紋土器だった!
・日本神話に記された高天原は、関東にあった!
・天孫降臨とは何だったのか?
・ヤマトタケルは誰だったのか?
・邪馬台国も、卑弥呼も、実は存在しなかった!
・皇紀元年の真実とは?
・謎の絵師、東洲斎写楽とは、葛飾北斎だった!
・なぜ「近代」文学者は自殺するのか?
など、日本史の見方が変わる30の新視点が提示されている。
年末年始に読む一冊としておすすめしたい。
(育鵬社編集部)