【インタビュー】佐藤二朗/俳優・映画監督

真っ当な怪優 『勇者ヨシヒコ』シリーズの仏役をはじめ、福田雄一作品ではすっかりおなじみ。どこからがアドリブかわからない軽妙な台詞回しで、今やコメディ作品になくてはならない名脇役となった怪優・佐藤二朗。その一方で、主宰する劇団の舞台を自身のメガホンで映画化した『はるヲうるひと』では、“おもしろおじさん”のパブリック・イメージを大いに裏切る、非道で狂気を帯びた男を演じている。家族を愛するほっこりツイートがバズり、クイズ番組ではMCも務めるお茶の間の顔が、密かに抱える俳優としての野心と、その情熱のルーツに迫った――。 ⇒amazon.co.jp