[冤罪事件]はこうして作られる!
2009.06.05
取り調べで虚偽の証言を強いられ、知人を殺人犯にしてしまった元証人が告白!
ある朝突然、犯人にされてしまう恐怖は決して他人事ではない
取調べ段階での容疑者への「踏み字」の強要など、警察の強引な見込み捜査が問題となった鹿児島県議会議員選挙を巡る公職選挙法違反がらみの冤罪、志布志冤罪事件。婦女暴行などの罪で被疑者が服役後、真犯人の出現で無実が明らかとなった富山県・氷見冤罪事件……etc.今年は冤罪報道が数多く見られた1年でもあったが、このほかにも、現在高知県警白バイとスクールバス衝突事故など、冤罪の可能性が高いと注目されている事件は多い。「疑わしきは被告人の利益」「十人の真犯人を逃すとも、一人の無辜を罰すなかれ」「無罪の推定」といった、冤罪という悲劇を作り出さないために伝わるこれら司法の格言は、今、危機に晒されている。100年に一度の司法改革が行われている今も、なぜ、冤罪は無くならないのか。今回、いくつかの事件を追って、その原因を探った。
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2009.06.05