シェアハウスに巣食う「ドヤ顏中年」の痛々しい実態
シェアハウスにオッサンが住むと「若者の中で肩身の狭い思いをする」というのが定説だったが、昨今は開き直った中年入居者の暴挙に若い入居者が辟易する場面も珍しくないという。某シェアハウス管理会社関係者は次のように話す。
「大手管理会社による高級シェアハウスが増えていることもあり、シェアハウスを『若者だけのもの』と尻込みせず、ネガティブイメージを持たない中年入居者は増えています。ただ、そのぶん若い頃の自分を引きずって、モラトリアムを脱し切れてない痛い中年も多いのも事実」
そんな痛い中年に悩まされている田端さん(仮名・29歳)は語る。
「40代後半の自称プロ作家。若い頃は世界を放浪してだいぶ鳴らしたと自慢話をするのが特徴で、若者を集めては『お前らは気合が足りない』『お前らは恵まれてるけど、俺の若い頃は……』などとお説教。50歳近くになってこんなとこ住んでるお前はどうなのって思いますよ。
今じゃすっかりハウスのボス気取りで、自分の意見が通らなかったら当たり散らすから手におえない。あと、うちのハウスは外国人も多いんで、休日にみんなで観光案内をしようとなったんです。で、そのオッサンがドヤ顏で英語案内を買って出たのですが、英語が下手くそすぎて外国人たちも微妙な表情。
作家だというけれど、著書も記事も見当たらず、何で収入を得ているのかわからない。管理人に聞くと、親が金持ちでいまだに仕送りに頼っているということでした。管理人も『早く追い出したい』て言ってますよ」
すっかり嫌われ者のようだだが、どうやら本人はそれで「モテている」と思っているらしい。
「ただのウザくて面倒臭いオッサンなのに、本人は若い入居者のカリスマでイケてると思ってるんですよ。作家をしながら世界放浪してたっていう『輝かしい過去』がありますから。女のコからの人気? あるわけないじゃないですか」
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