海外に行くなら「SNSウケする旅行」を目指せ
8月に続き、9月は旅行に出かけるサラリーマンが多い月だ。月の半ばにシルバーウィーク、その翌週には秋分の日があるため、すでに海外旅行の計画を立てている人も多いかもしれない。
だが、サラリーマンの旅行は金銭面、日程面で制約が多い。失敗しない場所選び、充実した旅行となるには何が重要なのか。
――どうせ行くなら金と時間をかけたけど旅行してよかったと思いたいものです。そのために意識すべきことは何でしょうか
「これまでは旅の満足度を決めるのは自分の充実度でした。しかし、いまや多くの人がFacebookやInstagramに旅の写真をアップしますよね? それでいいねがついたりコメントがついたりするともっと充実度が上がる社会です。なので、自分自身の旅の満足感に加えて、SNSの満足感が加わってきてる。SNSウケする旅行をすれば、自分の旅がもっと充実したものになるわけです」
――SNSウケする旅行とは?
「旅をした自分だけでなく、Facebookを見ている友だちも楽しめる旅行のことです。もっとも実践しやすいのは直行便が出ていない場所に行くこと。羽田や成田から直行便が出ているハワイやバンコク(タイ)、台湾などの場所は、どうしても友だちと被ってしまうことが多い。まだみんなが行っていない場所、ネットや本でも見たことのない場所の写真はやはりSNSで注目されますね」
東松氏の旅行後の反応まで想定するのは「今っぽい」切り口だ。
本記事では、現役サラリーマンながら世界一周旅行に挑戦しているリーマントラベラー東松氏に「社畜でも得した気分になれる海外旅行のコツ」を聞いてみた。
自分満足度+SNS満足度で考える
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