ライフ

「リア充」偽装も…Facebookストレスの痛い中身

 世界で8億5000万人、日本で800万人が登録しているとされるFacebook。うまく使えばメリットも多いが、先ごろ、「Facebookユーザーの68%がストレスを感じたことがある」という調査が発表されて、話題となった(2012年4月5日、ジャストシステム調べ)。では、そのストレスの中身は、具体的にどんなことなのか?
unfriend-Facebook

Unfriend Finderというアプリは友達を解除されると通知してくれるという。イタタ…

 多く挙がったのは、やはり「友達申請」問題。 「隣の部署の、喋ったこともない上司から突然、友達申請が来た。承認するか迷ったけれど、承認したらFacebook上だけ、やたらフレンドリーでギャップが激しい」(25歳・女性) 上司や仕事関係者の友達申請を断るのは、日本のウエットな職場では難しいのかも。  また、「いいね!」問題も多く挙がった。「上司が、お気に入りの部下・A子の投稿には全部『いいね!』を押している。どうでもいい投稿に『いいね!』連発は気持ちが悪い」(30歳・女性) 職場内での「いいね!」は平等に? ああ面倒くさい。  さらに、最も痛いストレスが、他人との「リア充」比べだ。土日などに友達がアップした楽しそうな写真を、一人で部屋で見ていると、自分の「非リア充」ぶりが泣けてくる、というのだ。なかには「『何かリア充っぽい写真を公開しておかないと』と無言のプレッシャーを感じて、花見を何件もハシゴした」(28歳・男性)という人までいた。   詳しくは週刊SPA!4/24発売号「Facebookのバカヤロー!」をご覧いただきたいが、この程度の微妙なストレスで済んでいるうちはマシかもしれない。アメリカでは今年1月31日、Facebookの「友達解除=unfriend」が殺人事件にまで発展した。テネシー州で、ある夫妻が射殺されたのだが、夫妻はFacebook上で友達を解除した女性から執拗な嫌がらせを受けていた。逮捕されたのは、その女性の父親と男友達。日本でもこんな事件が起こる日が来るのだろうか……? <文/週刊SPA!編集部>
週刊SPA!5/1・8合併号(4/24発売)

表紙の人/松井玲奈

電子雑誌版も発売中!
詳細・購入はこちらから
※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める!
おすすめ記事
ハッシュタグ