驚くほど格安で自宅に天文台を設置する方法
―[[男の夢]を最安値で叶える方法]―
まとまった資産も恵まれた才能もなくとも、格安で“男の夢”を実現できる方法をご紹介!
◆満天の星空を満喫できる天文台がたった150万円!
古から人は星空に惹かれ、その観測のため技術を発展させてきた。とはいえ、天文台を設置するには一般的には1000万円前後の予算が必要。しかし、驚くほど格安で実現した人が長野県にいる。
「ここでは冬でも天の川が観測できるんです。信州は空気も澄んでいて星が見やすいですから、夢を叶えるにはいい場所」と話すのは丸山卓哉さん。建設会社に勤務する傍ら、日本流星研究会の事務局長も務めている。
「自宅に天文台を設置するための費用は、基礎が50万円でドームが50万~60万円ほど。あとは20倍の望遠鏡を50万円で買ったので計150万円くらいでしょうか」
コストを安く抑えられた理由は設置方法にあったという。
「2階や屋根裏に天文台を置こうとする人が多いですが、どうしても振動がネック。なので、コンクリートの大きな柱を地面から天文台に繋げて望遠鏡を固定する必要があります。そのためには、改築が必要だし、当然お金が結構かかる。私の場合、仕事の関係で建設の知識はありますし、庭に独立して建てたので建設費が安く済みました。それにドームは開閉式のものを選んだ。丸型ドームは天文台の象徴ですが、あれは惑星を観測する人向け。僕は“流星屋さん”なので大きく開いて全方向に望遠鏡を向けられると都合がいいんです」
観測のために最低限のポイントを押さえたのが、この“丸山天文台”。ドームは普段、望遠鏡を雨風や日差しから守るためには必須。また、基礎がしっかりしていれば望遠鏡がブレることもない。01年に完成して10年以上も使っている。
「何十年も楽しめるので、決して高い買い物ではありません。外に出て手軽に観測ができるのは、最高の贅沢です」
これからの人生も豊かにするための投資と考えれば、決して高くはない。毎年、夏には地元の子供たちが訪れ、観測会を開く。
「ここを訪れた子から、宇宙飛行士が出てほしいですね。過去には国立天文台に就職した子もいたりして嬉しい話です。今後はもっとキャンプ設備を充実させたいかな」
大きな夢だって工夫次第でなんとかなるもの。宇宙へ向かって夢はどこまでも広がる。
- 現地から観た西の空。北(右側)には北斗七星や北極星が鎮座し真ん中には国際宇宙ステーションの姿も
- 長野県大町市の山沿いにある丸山天文台。周辺は田園に囲まれており、街の光が少なく格好の観測ポイント。南側は盆地で観測を妨げるものがなく大阪以南でしか観られない星も観測可能
―[[男の夢]を最安値で叶える方法]―
この特集の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
今日打ち上げ「H3ロケット」は7年遅れ…日本の宇宙開発“致命的な遅延”をもたらした理由
「宇宙ゴミを除去する日本企業」華々しい宇宙開発に期待の一方、上場することの“危うさ”も
SNSでバズりまくる「コロンビア大卒のギャル准教授」が、帰国して驚いた“日本の常識”
「天文学者の99%は地球外生命の存在を確信している」国立天文台教授が断言する理由
宇宙熟成の超高級赤ワインがISSから返ってきてオークションへ!その価格は