更新日:2023年05月30日 17:22
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サブスク「買ってはいけない」商品の特徴とは? 1年目で定価超え…トラブルが相次ぐ背景

 定額を払い継続的にサービスを受けるサブスクリプション(サブスク)がかなり生活に浸透してきた。2019年に本格的なサブスクの流行が始まった
サブスク振興会

サブスク振興会が行ったガイドライン説明会の様子

 今や音楽や動画配信といったオンラインコンテンツだけではなく、服や生花、家具などのモノまでサブスクできるようになった。「できるだけモノを持たない生活をしたい」人が増えたことも背景にあるというが、一方で急速な普及に伴い、さまざまなトラブルが発生しているという。

サブスクは「一般的な定義がない」

 2023年5月11日、一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会が制定したガイドラインの説明会が開催された。  登壇した同振興会ガイドライン担当理事の町野健氏によると、「サブスクは、企業によって課金体系がさまざまで、一般的な定義がない。レンタル的課金で、長期利用すると定価を大幅に超過する場合があります」とのこと。

レンタル、リース、サブスクの違いとは?

 たとえば国民生活センターの発表による「定期購入」に関する相談件数は2021年度には4万7618件だったが、2022年度は2月末までに7万4146件に増加している。そもそも、サブスクの定義は、まだ明確になっていない部分もあるという。 「モノを借りたり、定額を支払うサービスはレンタル、リース、サブスクといろいろあります。レンタルは、短期利用に便利だが、使い続けると定価を大幅に超過する可能性がある。あくまで『借りる』のであって、所有はできない。DVDやレンタカーなどが代表的でイメージしやすいでしょう。また、リースは、月額払いで、定価+金利で借りられる。高額な商品を使うのに、初期費用がかからないのがメリット。所有権は後ほど判断可能です」
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振興会ではサブスクを14種類に分類
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ライター・編集、少女マンガ研究家。スタッフ全員が何らかの障害を持つ会社「合同会社ブラインドライターズ」代表。著書に著名人の戦争体験をまとめた『わたしたちもみんな子どもだった 戦争が日常だった私たちの体験記』(ハツガサ)などがある

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