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SKE48“グラビアクイーン”佐藤聖羅の卒業公演に密着

 2月27日に名古屋の栄にあるSKE48劇場にて、SKE48チームS・佐藤聖羅の卒業公演が行われた。SKE48のなかでシングルの選抜メンバーに入ることはなかったが、グラビアクイーンとして個性を発揮し続けた彼女。そんな彼女の最終公演を振り返りながら、SPA!との思い出も紹介していく。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=597038
SKE48チームS・佐藤聖羅

ときに面白おかしく、ときにセクシーにファンを魅了してきた佐藤聖羅

 公演1曲目の「RESET」からファンも気合いいっぱいの「せいらコール」で彼女を迎えた。その後、全体曲の「ウッホウッホホ」では彼女の色とされている青色のサイリウムが会場を一色に染め上げた。これに答えるかのように彼女も曲中の最大の見せ場となるソロでのゴリラダンスを力強く踊りきった。その後のMCでは「聖羅は立ってるだけでゴリラっぽい」と笑いもまじえるなど、和やかなムードも作り出す。
SKE48チームS・佐藤聖羅

過去の連載では中日の星として始球式を目指す佐藤実絵子のためにコミカルな鬼コーチをやるなど笑いにも貪欲な姿勢を見せてくれた。ニコニコ生放送では”パッション聖羅”としても活躍

 しかし、そんな彼女も最後の全体曲「引っ越しました」の頃には、涙腺が崩壊。涙ながらにメンバー、そしてファンとのひとときを噛み締めた。同曲では最後にカラーテープを客席に投げ入れるのだが、普段はカラフルなテープも当日は青一色に統一され、彼女の門出にふさわしい特別仕様での演出に変わっていた。  曲後には、1期生としてKIIで苦楽を共にした佐藤実絵子も登場。同じく一期生で最終公演に参加できなかった松井玲奈の手紙を読み上げた。
SKE48チームS・佐藤聖羅

佐藤実絵子(左)とは”W佐藤”の相性で親しまれ、結成当初のチームKIIを先輩として支えてきた

 最後には「聖羅はSKEを最後までやることはできなかったんですが、みなさんとこれからもSKEを応援していきます。今日で安心して卒業ができそうです。これからもSKE48のことをよろしくお願いします。そして、それに便乗して、わたくし佐藤聖羅のことも忘れないでください。本当にありがとうございます」と締めた。
SKE48チームS・佐藤聖羅

大組閣を受け、「自分の卒業公演よりみんなのことが心配で……。皆さん最後までSKEを支えてくれますか?」と残るメンバーも気遣っていた。

 この後、サプライズで彼女を“これからも仲間”として送り出す意味で「仲間の歌」を歌う。参加した一期生5人、旧KII5人、そして残る現チームSメンバーと順番に彼女と並び歌唱し、彼女を送り出した。
SKE48チームS・佐藤聖羅

松井玲奈を除く1期生の6人。また1人、SKE48のパイオニアが旅立っていく

 今後は東京でグラビアアイドルとして活動をしていくという彼女。いつか彼女がグラビアの星として輝く日を楽しみに待ちたい。 <取材・文/ヤスオ 撮影/水野嘉之(連載)、難波雄史(じゃんけん大会) 写真提供/AKS>
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