東京ディズニーランド以前より存在した“半公式”夢の国。レベルの低さにアメリカ側が激怒!?

●横浜ドリームランド・奈良ドリームランド

ドリームランド

シンデレラ城の廉価版のような、奈良ドリームランドの“お城”

 毎年日本一の来場者を集める不動のテーマパーク、「東京ディズニーランド」。だが、ディズニーランドが日本に上陸する以前にもそれを模したテーマパークがあった。

「奈良と横浜にあったドリームランドです。奈良は’61年、横浜は’64年に開園し、いずれもアメリカのディズニーランドを模して設計された、日本初の本格的テーマパークです」

 こう話すのは、廃遊園地に詳しい坂本義巳氏(仮名)。

「特に先にオープンした奈良ドリームランドは本格的で、シンデレラ城さながらのお城が中央にそびえ、ジャングルクルーズを模した遊覧船があるなどまさに“プチディズニー”。実際にディズニーからノウハウを提供してもらって設計したほどです。もちろんすべてがディズニー仕様ではなく、日本風のお化け屋敷などもあり、ディズニーの本格さと日本的な緩さを併せ持った、まさに日本人にピッタリのテーマパークでした」

 しかし、この“緩さ”が問題になる。アメリカのディズニーが、レベルの低さに激怒したのだとか。

「さらに横浜ドリームランドのほうは大船駅を結んだモノレール路線に設計ミスが発覚してわずか1年で運休となるなど、問題だらけ。それでも当初は周囲の渋滞が社会問題化するほど人気がありました」

 しかし、本物のディズニーランドにはかなわず、’80年代以降来場者が激減。 ’00年代に閉園となった。

「昔ながらの遊園地が姿を消している今、ドリームランドが健在ならば……と思わずにはいられません。ディズニーランドも面白いけれどアメリカ的すぎる。ドリームランドのような緩さこそ、日本らしくていいと思うんですけどね」

 その名のとおり”夢の国”ドリームランド。日本流ディズニーの夢ははかなく消えた。

― [あの大ヒット商品]は既に日本で作られていた! ―

この特集の記事一覧

女性からみた「買ってはいけない夏のユニクロ」ワースト3を発表

MEN プリントシャツ(半袖)
 梅雨が明けたらいよいよ本格的な夏がやってくる。今年の夏は例年以上の暑さとも言われているが、だからこそ爽やかに夏服を着こなしたいもの。  数あるファス…

連載

ばくち打ち/森巣博
番外編その3:「負け逃げ」の研究(8)
メンズファッションバイヤーMB
梅雨シーズンの「薄毛対策」3選…茶髪、湯シャン、サプリを実践してみた
山田ゴメス
妊婦でAV出演を決めた、貧困シングルマザーの事情
オヤ充のススメ/木村和久
トレーダー目線で検証!アベノミクスは「失敗」か「失速」か
フミ斎藤のプロレス講座/斎藤文彦
忙しすぎるビンスの3つのアジェンダ――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第120回
英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅
「街の匂いもメシの味も何もかも合わない」――46歳のバツイチおじさんはスリランカに来たことを激しく後悔した
原田まりる
ファミレスで隣の席の会話に聞き耳を立てていたら、大喜利を観覧したような気分になった話
18歳女支配人・このみんの経営学「私のミカタ」/園田好
好きな女性には「きれい」と言え。
大川弘一の「俺から目線」
それでもモヤシはいやねぇ――連続投資小説「おかねのかみさま」
プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」
沖縄移住を実現する7つのプラン――世界を6周半した男の大提言
フモフモ編集長の今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪
日本代表とレジェンドが集結してもガラガラ。東京五輪最強の穴場競技はシンクロで決定!?
おじさんメモリアル/鈴木涼美
「顔じゃなくて知性で女を選ぶ」男の無知性
僕が旅に出る理由 in India/小橋賢児
北インド秘境で「宇宙に住んでいる」と実感した――小橋賢児・僕が旅に出る理由【最終回】

投稿受付中

バカはサイレンで泣く 投稿受付中
佐藤優の人生相談 投稿受付中