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SNSの歴史が変わっていたかも…生き残れなかったネットサービス「オルトアール総合雑談中心」

オルトアール

オープン当初のオルトアール。スタパ齋藤氏、伊藤ガビン氏、寺田克也氏によるメーリングリストなども

 ツイッターやフェイスブックなどSNSでコミュニケーションを取り、口コミをもとにお店選びをするのが昨今の常識。

 ユーザーが情報を形成しデータベース化するサービスをCGMと呼ぶが、その先駆けが2000年にサービスを開始した「オルトアール総合雑談中心」である。プロデュースしていた船田巧氏は当時を振り返る。

「既に2chはありましたけど、匿名でテキストのみだったし、殺伐としていたから僕には雰囲気が合わなかった。パソコン通信時代に居心地がよかった空間を目指して作ったのがオルトアールです。掲示板とメーリングリストとチャットがあって、プロアマ関係なく発信できるコミュニティでした」

 ブログやmixiの登場が’04年だから、オルトアールは先見の明はあったが、苦労したのは収益化。

「売り上げは立たなかったですね。当初はグーグルアドセンスもなかったから、広告も入れられなかったし。運営は楽しかったけど苦労しました。最後は監視機関から削除依頼などが多くなって対応が大変になったからサイトをクローズしたんです」

 もう少しタイミングが遅ければ、SNSの歴史も変わっていたかも。

― [あの大ヒット商品]は既に日本で作られていた! ―




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