更新日:2015年10月09日 19:16
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大手航空の半額以下!「台湾行きLCC」は疲労感と孤独感が半端ない

 当たり外れが大きいのが「激安モノ」の宿命。そのコスパの良し悪しは、体験するしかない。というわけで、8月に就航したばかりの「台湾行きLCC」に搭乗。どれぐらいコスパがいいのか試してみることにした。

朝5時55分羽田発台湾行のLCCに乗るため、記者は終電で羽田空港へ……

◆大手航空の半額以下だが、疲労感と孤独感が半端ない!  今年8月から羽田空港でLCCのピーチ航空が羽田―台北(桃園)線の新規航路(7680円~)をスタート。残席数によって多少変動はするが、大手航空会社と比べ、値段はほぼ半額以下。乗り心地を確かめるべく、記者が搭乗した。まずチケットだが、ハイシーズンのため1万1580円とやや割高。出発も朝5時55分と微妙な時間。空港までの移動手段は新宿から始発バスで向かうという手もあるが、「2時間前チェックイン」を考えると、終電で行って時間をつぶすしか選択肢はないので、今回は終電で羽田空港へ向かうことに。  午前1時過ぎに羽田に到着。出発までの時間を潰すお店を探してみたが、国際線ターミナルの飲食店はほとんど開いていない。仕方なくロビーに戻るも前の便が遅延している関係で、団体の外国人たちがソファーを占拠。周囲に誰も話しかけられる人がいない空間に4時間近く1人ぼっちになり、孤独感が一気に押し寄せてくる。  そして、定刻通り搭乗。あらかじめ予想はしていたが、シートが固い。また、機内にゴ~ッという音が響いていて寝付けない。そのまま4時間半を過ごし、朝9時に台北着。出国ゲートまでの徒歩15分の距離がやたら遠く感じた……。  帰りも台北を午前0時半に出発し、羽田着が朝5時とまたもや微妙な時間。とはいえ、空港に着いてすぐ始発で帰れる有り難さを噛み締めずにはいられなかった。 ★お値打ち感……疲労感は募ったものの羽田空港でうまいことフライトまでの時間をつぶせれば、このコスパは圧倒的。遅延トラブルに見舞われるかは運次第だが、過度な心配は無用だった  9/8発売の週刊SPA!に掲載されている特集『噂の[激安商品&サービス]を全部試す』では、上記のような激安モノに記者が挑戦。「激安健康診断」「激安食べ放題ツアー」「激安マッサ―ジ」「激安中古車」「激安タブレット」「激安シャアハウス」「激安弁当」「激安居酒屋」「激安風俗」などなど、すべてのお値打ち感をしっかりジャッジしているので、ぜひご一読あれ! <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>
週刊SPA!9/15号(9/8発売)

表紙の人/ 高橋メアリージュン

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