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飛行機内で幼児が“お漏らし”して悪臭が…それでも「両親がトイレに連れて行けなかった」ワケ

 コロナ禍では長期間お預けだった「旅行」ですが、その後も、日本を襲った円安が追い打ちをかけるなど、その敷居は以前より高くなっているのではないでしょうか。  そんな現状を打破すべく、念願のハワイを諦め、グアムに行き先を変更したカップルがいました。しかし、目的地に到着するまでにトラウマ級な出来事が待っていたといいます。
飛行機内で幼児がお漏らし

※画像はイメージです。以下同

悩んだ末に決めた初海外旅行はグアム

「海外旅行はずいぶん我慢しましたね。ようやく行けると思ったら、今度は予算が合わなくて…」  そう語るのは、薬局に勤める永瀬さん(仮名・28歳)という男性です。アルバイトでお店に来ていた美梨さん(仮名・25歳)と1年前から交際を始め、間もなく迎える交際1周年を記念して旅行を計画していたそうです。 「プランを決めるときには、毎日為替相場とにらめっこしていましたね。本当はハワイにしたかったのですが、美梨ちゃんとも話し合って、今回はグアム行きを決めました」

上空30,000フィートで感じた異変

 永瀬さんと美梨さんは、前日に旅行用品を買い回り、その足で成田空港近くのビジネスホテルに泊まったそうです。 「私は久々で、美梨ちゃんは初めての飛行機搭乗だったので、余裕を持って早めにチェックインしました。グアム行きの便は予想以上に混んでいて、ほぼ満席に近い状態で定刻通り成田空港を飛び立ちました。  昼前の便だったのですが、上空30,000フィートから見下ろす太平洋の海がなんとも美しくて、美梨ちゃんと一緒に窓にかぶりついて眺めていました」  ところが、成田を飛び立ってから30分くらいした頃、どこからともなくイヤな匂いがしてきたといいます。 「最初は匂いの原因がわからなかったのですが、どうやら前方の座席から匂ってきていることがわかりました。何気なくのぞいてみると、前に座っていたのは若い夫婦と幼児でした。よく見ると、幼児は母親の膝の上で抱かれていて、どうやら両親はうたた寝をしているようでした」  匂いの原因が前方の幼児であることがなんとなく分かった二人。しかも、その匂いは小ではなく大だったのです。
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まさかのシートベルト着用サイン
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愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

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