ショウガで本当に体が温まるか計測してみた
―[冬版 電気フリー生活に挑戦!]―
冬の節電を考えるとき、鬼門はやっぱり「寒さ」。食べ物で体を温めるのは基本手法だが、どのぐらい効果があるだろうか?
◆体を温める食材で体温は上がるのか!?
「ショウガやミョウガ、ネギ、ニンニクなどは昔から体を温める効能があるとされています。冬場ならスープで栄養を取るのが一番。ちょっとショウガをすりおろして入れるだけで、体が温まりますよ」と話すのは、節約アドバイザー矢野きくの氏。確かに、ショウガは漢方でも有名。冷え性の人には愛用している人も多いとか。でも、本当に言われているように効果があるのだろうか? ということで、実際に体温が上がるかどうか検証してみた。被験者Uの平熱は36.2℃。実験の食材はもちろんショウガ。矢野氏のアドバイス通り、中華スープにコンビニで買ってきたチューブのおろしショウガを2~3cm分ほど入れて食べる。食後、30分たったところでもう一度体温を測ると36.5℃に。確かに体温が上昇。心なしか、手の末端もポカポカする気も。
後日、今度は「体温を下げる食品」の代表格という「うどん」を食す。うどんやパスタの材料である小麦は体を冷やすそう。同じように食後に体温を測ると、36,1℃という結果に。微々たる数字だが確かに体は冷えていた。最近では、ショウガ入りの飲料や飴なども出ているから、料理が苦手でも手軽に手に入るので、お試しを。
【矢野きくの氏】
家事アドバイザー・節約アドバイザー。All About「節約」ガイド。暮らしの効率化、家庭の省エネなどを専門に各種メディアで活動。著書に『幸せな時間とお金を生み出す! シンプルライフの節約リスト』など
― 冬版 電気フリー生活に挑戦!【7】 ―
『幸せな時間とお金を生み出す! シンプルライフの節約リスト』 節約は、リストに書き出すことから始まる |
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