更新日:2016年03月28日 16:10
お金

「個人型確定拠出年金」最大のメリットは節税対策

マイナンバー時代やらなきゃ損! 税に対する意識が否応なく高まる今、サラリーマンでもできる節税の裏ワザを紹介しよう

節税+運用益非課税!老後の資金づくりには個人型確定拠出年金

竹川美奈子氏

竹川美奈子氏

 老後の年金の準備もしながら、掛け金の全額が所得控除できて節税に繋がる。しかも運用益は非課税――そんな圧倒的にお得な制度が「個人型確定拠出年金」だ。金融ジャーナリストの竹川美奈子氏はこう説明する。 「自営業者などのほか、勤め先に企業年金がない会社員が個人型確定拠出年金に加入できます。’17年には企業年金がある会社員なども対象になる予定です」  最大のメリットは、掛け金が全額所得控除できる点。会社員なら月5000円から2万3000円まで、自営業なら月5000円から6万8000円まで掛けられる。 ⇒【資料】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1046726 拠出した掛け金に対する節税額の例「所得税率10%の会社員が毎月1万円掛けると、1年で12万円貯まるだけでなく、その年の所得税が1万2000円戻って、翌年の住民税が1万2000円安くなる。60歳まで引き出せませんが、老後の資金作りを考える人にとってメリットの大きい制度です。銀行や証券会社などに申し込むのですが、品揃えがよく、口座管理手数料が安いところを選びましょう」  老後の資金づくりの選択肢として考えたい。 【竹川美奈子氏】 金融ジャーナリスト。最新刊『臆病な人でもうまくいく投資法 お金の悩みから解放された11人の投信投資家の話』 ― [節税の裏ワザ](秘)ランキング ―
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