雑学

「だら?」「だに!」朝ドラ『とと姉ちゃん』で遠州弁ブーム来るか?

遠州弁ブームは来るか?


 何を隠そう、記者はこの遠州弁が話される浜松市出身。遠州弁が朝のお茶の間に流れると決まってからは一抹の不安に苛まれていた。一部では「可愛い」などと言われるが、地元を離れて20年余経つ今も「野卑な言葉」と認識しており、たまの帰省では、ジモティーの攻撃的なニュアンスにたじろぐこともしばしば。

 また、遠州人は方言を使っていることにあまり自覚症状が無く、標準語と勝手に思っており、他者によって指摘される傾向にある。記者も上京時「だら!」「だに!」と自信いっぱいに叫んでおり、失笑を買った苦い経験も。

 ドラマではいったいどんな描き方をされるのか……一抹の不安のなか始まった第1話。舞台は昭和5年の浜松。10歳の主人公・常子と家族の団欒が描かれる。しかし、父母、子3人は品行方正な敬語で話し「遠州弁」のニオイすらない。

 拍子抜けしつつも、胸を撫で下ろした刹那、常子は学校で自由で優しい父を「とと」と呼んでいるという話をしたとき、級友は口々に「うちでは、呼ばせてもらえん」「そうだに~」と相槌を打つ。

 また、西島秀俊演じる、主人公の父・竹蔵が勤める染物工場の社長が、竹蔵を接待に同行するよう誘うシーンでも「大丈夫け?」と念を押す発言があった。

 ネイティブの”キツい”ニュアンスよりも、若干マイルドな遠州弁。昭和5年と筆者の過ごした昭和の後半では、遠州弁のニュアンスは違うのだろうか。主人公や家族がまだ遠州弁を話していないのも気になるが、朝ドラをきっかけに「流行る」との勝手な思い込みで、以下には「ドラマで頻発する(だろう)遠州弁講座」を添付する。

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ドラマで頻発する(だろう)遠州弁講座

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とと姉ちゃん part1

連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド)





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