“たかみな”卒業公演で涙、10年の足跡を振り返る生誕祭でファンに感謝【写真レポ】
終演後に、先日行われた卒業コンサ-トと同じ白いドレス姿であらためて報道陣の前に登場した高橋は「今日のリハ-サルの時に初めて卒業するんだなと思って、頭から泣いちゃいました」と苦笑を浮かべ、「ホ-ムだった場所に帰ることができない寂しさを感じてしまって、これが最後なんだ、みんなが歩んできた道なんだと思いました」と実感を語った。
続けて、高橋は「こじはる(小嶋陽菜)と峯岸(みなみ)を残しての卒業は心残りです」と笑いながら告白。高橋は「(峯岸が)坊主になったり、(小嶋は)“卒業するする詐欺”だったり、私の中では、彼女たちが先に卒業すると思っていました」と笑顔。卒業公演については「(3月27日に開催された)卒業コンサートは、感謝を伝える場所で楽しい気持ちでやれましたが、劇場っていうホームに来ると、250人のお客さんを前にして10年前の自分に戻ってしまった」といい「ホームに帰ることができなくなる寂しさと、これが最後なんだと思った」と話した。
現役メンバ-に送る最後の言葉は「自分なりに伝えられたと思います。背中で、姿勢で見えればいいと思ってあまり言葉では言いませんでした」と思いを語り、「過去にとらわれてほしくない。10年積み上げてきたものに乗せていくのではなく、11年目の新たなスタ-トをみんなでゼロから楽しく、AKB48を愛して作っていってほしい」と願いを託した。
卒業後は歌手としての道を歩むが「秀でる才能がなく、歌もダンスもうまくありませんが、努力すればよいと学んでいます」と話し「音楽の力で何かを届けられるような女性になりたい」と目を輝かせた。自身にとってのAKB48劇場は「ホ-ムです、家です、学校です。実際の学生生活では学べないことを学ばせてもらいました。青春のすべてはあそこだった」と振り返った。会見終了後に、報道陣から大きな拍手が送られると、高橋は大粒の涙を流しながら会場を後にした。
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