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V6森田剛のR15指定の演技に注目!映画『ヒメアノ~ル』で“社会の終わってる感”を体現

「V6の森田剛がシリアルキラーに扮してひたすら人を殺しまくる」「あの森田剛がストーカーになって女の子に襲い掛かる」――そんなジャニーズらしからぬ役柄に挑戦したことが大きな反響を呼んでいる映画『ヒメアノ~ル』(www.himeanole-movie.com)がいよいよ5月28日から公開される。

 原作は、過激な暴力描写が話題を呼んだ古谷実の異色コミックで、実写化不可能などと言われていた本作であるが、娯楽映画として期待を裏切らないサスペンスを味わえるだけでなく、今の日本社会を覆う「どうしようもない現実」を描いているのも見所の一つだ。

「おれもお前も人生終わってんだよ」


 ビルの清掃会社でアルバイトをする岡田(濱田岳)は、同僚のキモい先輩・安藤(ムロツヨシ)に誘われ、安藤が密かに片思いをしているカフェ店員・阿部ユカ(佐津川愛美)の勤める店に客として訪ねる。

ムロツヨシ(左)と濱田岳

 一回り近く年下の高嶺の花と知りつつ見とれる安藤だったが、自分と同じようにユカを目当てに来ている茶髪の若い男のことが気にかかっていた。

 それが森田(森田剛)だった。

 岡田は、森田とは高校時代の友人であったため、安藤から再会を装いながら様子を探るように頼まれる。さらに、森田のストーキングに気付いていたユカからも本人の説得を打診されることに……。

 思い切って岡田は、森田を居酒屋に誘うが、「金持ちも貧乏人もみんな不安を抱えているのは一緒なんだね~」などと言った途端、「おれもお前も人生終わってんだよ。何も持ってない奴が底辺から抜け出すことなんてないんだぜ」と殺伐とした返答をされる始末。以降、岡田の周囲で次々と不穏な出来事が起こるようになる。

 森田の裏の顔とは、なんと正真正銘のシリアルキラーなのであった。

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自分より少しでも幸せなら許せない

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