2012年、太陽の大異変を恐れる意識研究家
◆太陽活動によって有害な電磁波を含む太陽風が地球を襲う!?
マヤ暦が終焉する2012年、太陽に大異変が起こり地球に甚大な影響を与える――。20年以上にわたる考古学、科学の両面からの徹底的な研究に基づき、こう主張してきたエハン・デラヴィ氏。彼が今最も危惧するのが、「太陽の不気味なまでの静けさ」であるという。
「2012年か’13年に黒点サイクルのピークを迎える太陽の活動が、今これほどまで低下しているのは異常です。これは“嵐の前の静けさ”ではないか。ある日突然目覚めた太陽から巨大なフレアが発生し、有害な電磁波を含む太陽風が未曽有の激しさで地球を襲う。そして大規模な気候変動が生じ、生物の大絶滅が起こる。あるいは太陽がこのまま眠り続け、氷河期に突入するかもしれない。いずれにせよ、平和な太陽であり続ける可能性は限りなく低いでしょう」
恐ろしい予測だが、なんと2012年へ向かう破壊のシナリオはすでに始まっており、異常気象や大地震もその一部なのだという。
「それだけではありません。欧米の経済不況など社会システムの崩壊も同様。太陽は太陽系の質量の99・98%を占める中心的存在で、人間の心身、そして社会活動も強く影響を受ける。これは“太陽人類”である我々の宿命なのです」
だがエハン氏は決して絶望してはおらず、むしろポジティブだ。
「さなぎから蝶が誕生するときに繭が破られるように、破壊は進化の過程にすぎません。カオス状態になった古いシステムが崩壊し、新たな秩序が誕生する。これは大きなチャンスであり、ひとりひとりが意識改革を迫られている。皆さんに問いたいのは、『もしその日が来たら、あなたは一体何ができますか?』ということです」
現在、カナダ在住のエハン氏。来るべきXデーに備え、59歳にして大型トラック運転の特訓を受け、ジムで心身を鍛錬する日々を送っている。意外と普通!?
【意識研究家 エハン・デラヴィ氏】
1952年、スコットランド生まれ。幼い頃から神秘的な世界にひかれ、22歳より日本での生活を開始。著書に『超入門アセンション&2012』(徳間書店)など。
http://www.echan.jp/
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