日本代表とレジェンドが集結してもガラガラ。東京五輪最強の穴場競技はシンクロで決定!?
世界レベルともなれば、その一発芸はさらに加速しており、前回ロンドン五輪では水面からせり上がってきた選手がクチからピューッと噴水のように水を吹き出す一発芸もありました。難しいだけではなく、面白くなければ評価されない。そんな世界観なのではないでしょうか。「シンクロナイズ」の部分なんて素人目線ではあんまり伝わってこないですからね。
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美しく演技をする競技はほかにもたくさんありますが、ここまでの自由度はなかなかないもの。ほとんど演舞と言えるフィギュアスケートでも競技としてはペア・アイスダンスの2人が最大人数で、こんなに複雑なポーズは当然できません。体操も跳んだりはねたりはスゴイですが、面白いポーズをする場面はほとんどなく、大技なのに動きは地味だったりします。
日本で人気のそれらの競技と同じような枠組みにあり、かつ面白いポーズがたくさんあって素人目にも楽しく、さらにメダルを争えるくらい強い。ここまで条件が揃えば人気があると思い込んでも不思議はないでしょう。体操とかフィギュアなみに。僕もそう思っていました。実際にガラ空きのスタンドを見るまでは。
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