上原亜衣の完全引退で見た“奇跡の光景”に独占密着「わたしのことを忘れないでください」
「もう一度デビューから引退まで一緒に走ってほしい。今いるファンのみなさんと一から成長していきたい。そう思って、浅草ロック座を最後の舞台に決めた」
これは、5月20日に完全引退となった“あいちん”こと上原亜衣の言葉だ。2011年のデビューから5年。無名の素人役からトップ女優へと駆け上がった上原亜衣にとって、浅草ロック座でのストリップ公演をもって完全引退することには強い決意があった。そして、ロック座でデビューした“新人”の20日間にわたる“引退興行”は、奇跡の20日連続大入りという快挙を成し遂げ、幕を下ろした。
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5月1日から20日まで、1日5公演の計100公演。ストリップ界で“無名”の彼女にとっては過酷な道のりだ。「最初は全然ちゃんと踊れなくて、ダメだったけど、今はみんなの一人ひとりの顔をちゃんと見て、笑顔で踊れるようになった」と、彼女は千秋楽で涙ながらに語った。上原亜衣の5年間を象徴した祝祭となった。
昭和22年創立の浅草ロック座は、かつて東京一の興行街として知られた浅草六区の一角にある。戦後を代表する性風俗産業のひとつとして、“昭和遺産”と呼ぶにふさわしい香り漂うロック座に、普段は男性客ばかりが集まっている。しかし、特に女性ファンの多い上原亜衣の引退興行で広がる景色はまったく違っていた。
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