上原亜衣の完全引退で見た“奇跡の光景”に独占密着「わたしのことを忘れないでください」
最終日――上原亜衣と親しい女優たちから贈られた花に彩られた入口から螺旋の階段を上がると、普段はゆったりとしたロビーにも来場客が溢れかえっていた。彼女の引退興行には、仕事終わりのサラリーマンだけでなく連日多くの女性客や女優たちも駆けつけ、関係者でも「見たことがない光景」だったという。
無事に100公演すべてを終えた上原亜衣は、共演した踊り子たちと並んで挨拶をし、本公演は閉幕。そして23時を過ぎた頃、彼女と親交のある女優仲間8人(吉澤友貴、川上奈々美、大槻ひびき、波多野結衣、きみと歩実、尾上若葉、紗倉まな、小島みなみ)が祝福に駆けつけ、盛大な引退セレモニーが始まった。
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まずは、ドレスを身に纏った上原亜衣を囲うように並んだ女優たちから祝福の言葉が送られた。恵比寿★マスカッツのメンバー仲間だった吉澤友貴は「あいちんは本当に笑顔がかわいくて、マスカッツの現場ではその笑顔にすごく癒されてました。今までお疲れ様でした。出会ってくれてありがとう」と話し、ロック座でストリップ女優としても活躍する川上奈々美は「浅草ロック座を最後に選んでもらって、ファンの方にもショーを観てもらえて、高いヒールを履いて踊って、100公演を終えたというのはすごくカラダが大変だったと思います。そんななか、無事に終えた達成感を見られたので、わたしは感動しました。あいちんはこんなに小さいカラダなのに、本当に大きい人間です」と先輩らしく気遣った。
そして、大槻ひびきが「あいちん……」と言葉を詰まらせると、本人から「今日はあんまり時間がないから!」とつっこまれ、会場が笑いに包まれる場面も。続けて「あいちんのデビューからずっと見ています。悔しい思いをいっぱいしたと思うし、辛いとき、熱があって現場で大変だったとき、弱音を吐かずに頑張っていたのはみんな知ってます。みんなあいちんのことが大好きだし、いっぱい人が来てくれて、最高のあいちんが輝いた一日だったよ。みんなの心の中にはずっとあいちんがいるから。これからもずっと友達だよ」とエールを送った。
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