なぜ人は儲けのチャンスを逃すのか?「勝負できない病」から抜け出すには
「例えば、今のアメリカ株は明らかに割高に見えますが、米企業の配当利回りは日本よりもずっと高く、日本では少ない2~3%の配当利回りもザラ。そう考えれば、日本株に比べて割安だとも言えるわけですよね」
大切なのは「普通に考えればこの会社は伸びる」と“シンプルに考える勇気”なのだ。
「私自身、2000年頃にレノボ株でひと儲けした経験があります。当時、レノボは中国の国策として登場したばかりの企業で、これから中国のPC市場が伸びるであろうことは、あらゆるメディアが報じていました。最近だと、東レの炭素繊維がすごいという話は、誰もが耳にタコができるほど聞かされてきたはず。人は往々にして“知る人ぞ知るニッチな情報”の中に儲けのタネがあると考えがちですが、むしろ『そんなの誰でも知ってるよ』というネタのほうに賭けられるかどうかが、勝負の分かれ目なんです」
週刊SPA!9月13日号では「1億円の作り方」という特集を組んでいる。あくまで実践的であることにこだわった特集だ。一緒に「億り人」を目指そうではないか。〈取材・文/週刊SPA!編集部〉
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