スポーツ

ベイダー出現!“ロイヤルランブル”――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第208回(1996年編)

オフィシャル・パブリシティ写真

新日本プロレス、UWFインターナショナルでトップ外国人選手として活躍したベイダーがWWEと契約。ビンス・マクマホンとベイダーはどんな会話を交わしたのだろうか(WWEオフィシャル・パブリシティ写真より)

 “ロイヤルランブル”は“レッスルマニア”へのプロローグである。WWEの1996年のPPV第1弾は1.21“ロイヤルランブル”フレズノ大会。カリフォルニア州の代表的な大都市といえばロサンゼルス/アナハイム、サンディエゴ、サンフランシスコあたりだが、フレズノくらいのサイズのセントラル・カリフォルニアの中都市で“ロイヤルランブル”クラスのスーパーイベントが開催されたのはこれが初めてのことだった。

 この年の“ロイヤルランブル”のキーパーソンは、ショーン・マイケルズとベイダーのふたり。ショーンは前年11月の“失神事件”からこの日が2カ月ぶりの復帰戦で、WCWから移籍のベイダーは今大会がWWEでのデビュー戦だった。

 PPV放映開始直前にオンエアされるプレビュー番組にはベイダーが登場し、司会のドク・ヘンドリクス(マイケル・ヘイズ)に向かい「オレがザ・ネクスト・WWEチャンピオンだ」とアピールした。

次のページ 
ライバル団体WCWを意識した“外交政策”を行うWWE

1
2
3





おすすめ記事