“デスマッチ”カクタスがWWEと契約――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第217回(1996年編)
カクタス、というよりもミック・フォーリーとビンス・マクマホンが契約交渉のテーブルについたのは1995年12月。フォーリーはカクタス・ジャックとしてのWWEとの契約を希望せず、ビンスもまたオリジナルのキャラクター、新しいリングネームと新しいリングコスチュームでのWWEデビューを強く求めたため、“デスマッチ王”カクタスは封印されることになった。
新しいリングネームとそのキャラクター設定にはいくつかの候補作がリストアップされたが、最終的にはマンカインドというキャニバリズム(人食いの風習)系キャラクターが採用されることになった。
ビンスはカクタス時代のフォーリーのイメージを単なる“流血レスラー”ととらえていたが、フォーリーがじつは文系のインテリだったということはこの時点ではあまり知られていなかった。
マンカインドはポスト“レッスルマニア12”の新シーズンの登場人物として4月第1週の“マンデーナイト・ロウ”でデビューを果たした。(つづく)
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文/斎藤文彦 イラスト/おはつ
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