“セミプロ”コスプレイヤー・yuriaが語る「意外と知られていないコスプレイヤーのディープな世界」
「コスプレイヤー同士って、普段の街中でもなんとなく雰囲気で『あ、この人コスプレしてるな』ってわかるんですよ。もみ上げや眉毛をキャラに合うように剃って、妙に薄かったりするから(笑)」
そう話すのは、一般企業で働く傍らコスプレイヤーとしてイベント出演などもする、yuriaさんだ。コスプレイヤーと聞けば、今年、漫画家の藤島康介氏と御伽ねこむさんが結婚&妊娠を発表した件や、プロコスプレイヤー・えなこさんがテレビ番組で「月収は100万円以上」と公表したことなどがニュースになったので、それを想起する人も多いかもしれない。
とはいえ、まだまだ一般的には知らないことばかりのコスプレイヤーの世界って、どんなところなのか? 彼女なりの解説をしてもらった。
「大きく分けると、コスプレを仕事にしている人と完全に趣味だけの人がいて、私のように趣味の延長で少しお仕事を貰えることがある人は、その中間にいる感じかなと思うんです。といってもプロの人は芸能事務所に入っていて、もうタレントという感じなんですが。そのなかでも完全にコスプレだけで生計を立てていけるのは、御伽ねこむさんとえなこちゃんとかほんの一部ですよ。私もそうですけど、圧倒的多数は社会人やバイトをしながら活動している人ばかりだし、そもそも『コスプレだけで食べていこう』と考える人のほうが少ないと思いますから」
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