優勝したのに大損…MLBシカゴ・カブスが優勝パレードのせいで公園に4000万円以上支払うはめに!?
実はシカゴのグラント・パーク、こうしたイベント後の修繕工事は初めてではない。今年7月にシカゴで開催された音楽イベントの『ロラパルーザ 2016』では、およそ40万人の観客を動員したが、音楽ファンたちの熱狂により芝は荒れてしまう。こちらも芝生の修繕費など合わせて、約5100万円(45万3,000ドル)もの大金が必要となった。
修繕費の差には疑問が生じるが、これは当日の天候状況が原因だ。優勝パレードは秋の良い天候に恵まれたが、ロラパルーザは雨天の中開催されたため、芝のコンディションは最悪だった。カブスのパレードは地元紙、シカゴ・トリビューンの報道によれば、造園の修理工事は今週近くに完成する模様。芝生の修繕も春には行われるようだ。
また、同紙内の取材でグランド・パークオーナーのボブ・オニール氏は「グランド・パークがお祝いごとに使われるのは良いこと。公園をもっと改善しなければならないというだけのことです」とコメントしていたが、カブスにとっては手痛い出費。次の優勝が108年後にならないため、来年さらに盛大なパレードをグランド・パークで行うための投資と考えたいが…。
取材・文/石橋和也(Far East Division) photo by Mike Burton via flickr
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