すり鉢状の地形で湯島同様、坂道が多い渋谷。夜はスクランブル交差点など人で溢れがち。いくつものドラマを生んだラブホ街・円山町までの徒歩ルートを女性が冷静に想像してしまうことはなるべくなら避けたいだろう。 　六本木通り沿いでは青山トンネルをすぎ、「ブルーノート東京」あたりが直線距離でギリギリ2キロ圏内だが、円山町周辺は一方通行も多く、迂回などを考えると少々厳しいようだ。反対方向の三軒茶屋も遠く、2キロ圏内の池尻大橋は飲食店自体が少ない。 　国道246号沿いに表参道エリアや南側の鶯谷町、代官山、中目黒、恵比寿駅北側などなんだかんだお金のかかりそうな街ばかりが残る。デート中も頭の中でそろばんを弾くような男にとって円山町は少々ハードルが高い。この際、奥渋・神山町やのんべい横丁といった渋谷から渋谷の超短距離利用も選択肢なのかもしれない。＜取材・文／日刊SPA！取材班＞