――ちなみに実際卒業してからって話になると思うんですけど、恋愛面のこととか聞かれると思うんです。ただ、藤江さんのお父さんは強面で有名なので妙なハードルがあるようにも感じるのですが。 藤江：ははは。そこをクリアしないとやっぱりスタート地点に立てないですね。私ももし彼氏ができたりして父に紹介すると考えたら、ちょっとヒヤヒヤするんです。1回もそんな経験がないのでホントどうなるんだろう。それこそ結婚が決まりましたっていう段階じゃないと会わせられないな（笑）。 ――最後に卒業公演までに、グループでやっておきたいことはありますか？ 藤江：2年半NMB48にいて、何ができたか何が残せたかって言われたら、何を残せてるんだろうなって思う点はあるんです。今までずっと選抜メンバーにも居させてもらえたので、私が卒業することによってNMBも変わると思うし、ここから伸びしろのあるコが、NMBにはたくさんいる。私が教えられるか難しいですけど、私は自分の中では負けず嫌いだと思っていて劇場公演とかパフォーマンス面でいったら、人一倍大きく踊ろうとか毎公演意識していました。みんながみんな仲間でありライバルって意識を持ちながら今後もいいチームにしていってほしいなっていうのは思っているので、何かを行動で伝えられる残せるものがあればいいなって思います。 【藤江れいな】 ’94年2月1日、千葉県生まれ。’07年にAKB48の4期生として加入。’14年にNMB48へ移籍した。
取材・文／八木康晴　撮影／西田周平