35歳、滝沢秀明のジャニーズ式リーダー論「絶対に後輩にやらないようにしていること」
――若手を指導するうえで世代のギャップを感じることはありますか?
滝沢:その時代によって先輩から受ける教えも違うので、なかなか難しいですよね。僕らの教えをそのまま後輩に言っても伝わらないですし。だからこそ、僕自身が絶対に後輩にやらないようにしているのは、「俺のときはこうだったから、お前らもこれをやれ!」という教え方です。
――頭ごなしの指導はしないと。
滝沢:「後輩なんだから、先輩の言うことは黙って聞け!」と言うことは簡単です。でも、それをやると、僕の前では頑張るのに、僕がいないときは頑張らない……という形になってしまって、表面的な解決にしかならないので。僕らの仕事は一人で進められるものじゃないし、後輩といえども大切なパートナーですから。協力がない限りは成立しない。だから、人間関係を重視するんです。
※このインタビューは3/14発売の週刊SPA!のインタビュー連載『エッジな人々』から一部抜粋したものです
【滝沢秀明】
’82年生まれ。’95年にジャニーズ事務所入り後、’02年に今井翼と「タッキー&翼」としてCDデビュー。’06年には主演舞台『滝沢演舞城』がスタート。’10年からは『滝沢歌舞伎』に変更し演出も手掛ける。初主演となる映画『こどもつかい』は6月17日公開
取材・文/藤村はるな
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