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お台場ガンダム“政権交代”の見どころは「立ち姿の違い」に注目

お台場ガンダム“政権交代”の見どころは!?

楠見清・南信長/写真=山出高士『もにゅキャラ巡礼』(扶桑社刊/本体2200円+税)

 実は楠見氏は、近著『もにゅキャラ巡礼』(南信長氏と共著)で初代ガンダム像を取材・論評している。 「〈もにゅキャラ〉というのは〈モニュメント〉と〈キャラクター〉を合わせた造語で、近年全国に増えているマンガやアニメのキャラクター銅像のことを指します。『もにゅキャラ巡礼』では、初代1/1ガンダムRX-78を最終章の一番最後、まさに大トリで紹介しています。その正体は“実物大の仮想モビルスーツ”というよりは“1/1スケールに拡大したプラモデル”なのではないか、というのが私の解釈。その意味で、数あるもにゅキャラの中でも異色かつ象徴的な存在でしたね」  同書では、ほかにアトム、メーテル&鉄郎、矢吹丈、江戸川コナン、ドラえもん、仮面ライダー、ケンシロウなど、数多くのもにゅキャラを紹介している。
お台場ガンダム“政権交代”の見どころは!?

『もにゅキャラ巡礼』より鉄人28号像(撮影/山出高士)

「1/1スケールの巨大ロボットということでは、神戸市・新長田駅近くの広場に立つ鉄人28号も見ごたえありました。そちらのデザインは海洋堂の初期ガレージキットのゴジラやロボットもののフィギュアで有名な原型師・速水仁司が手がけている。像のある新長田一帯は阪神淡路大震災で甚大な被害を受けました。そこで神戸出身の横山光輝の代表的キャラクターを復興のシンボルとし、地域活性化につなげようということで建てられたのが鉄人像なんです。全国各地のもにゅキャラは、ただ単に架空のキャラクターを銅像にしただけでなく、地元意識を高める地域活性のシンボルや“聖地巡礼”の観光客による経済効果など、地方が抱えるさまざまな問題解決の手段として作られている。地方とお台場では事情は違いますが、新しいもにゅキャラが建つのは楽しみですね」  初代ガンダム像は、目が光ったり胸の排気口からミストを噴射したりというギミックがあったが、今度のユニコーンガンダムははたしてどうか? 今秋の公開が待ち遠しい。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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もにゅキャラ巡礼

全国各地のキャラクター銅像=もにゅキャラ(モニュメント+キャラクター)を巡り、その由来や見どころを解説

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