恋愛・結婚

“女の肉”にコメントする、おじさんたちにウンザリ

犬山紙子 ここでわざと“おじさん”と書きましたが、ほんとこういう茶番をさせるのって、40代以降の一部のおじさんに多いんですよ。女性がまだ男性に合わせなきゃいけなかった時代に青春を送り、そのまま情報をアップデートできていない残念なおじさんです。  この手のおじさんは一生変わりませんから放っておくことにして、そこに他の男性が同席していた場合、ぜひやっていただきたいのが“茶番封じ”です。  女性がダイエットの話をしていたら、おじさんが「男はぽっちゃり……」と言い出す前に、「努力家だね」とか「頑張ってるね」のひとことを笑顔で差し込む!  何かを頑張っている人には、頑張っている過程を褒めるのが鉄則。そのひとことで、彼女たちも少し報われた気持ちになることでしょう。  それでもおじさんは、しぶとく「男はぽっちゃり……」と挟み込んでくると思われるので、そうなったら、茶番が始まる前に「へえ、◯◯さんはぽっちゃり女子が好きなんですね~」などと話を逸らせてくれたら、もう最高です。  もう、本当に当たり前の話で恐縮なのですが、会話って、ちょっと相手の気持ちを考えながらするだけでぜんぜん違いますからね。やっぱり脳みそは使っていこうよ、としみじみ思うのでした。 【犬山紙子】 エッセイスト。単行本デビュー作『負け美女』(マガジンハウス)で注目を浴びる。著書に『高学歴男はなぜモテないのか』(扶桑社新書)ほか。TVでは『スッキリ!!』ほかでコメンテーターとして活躍中 ※「痛男!」は週刊SPA!にて好評連載中
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